概要
めぐる因果、うずまく理不尽。世界の中心に立つ少女の決断
女子中学生、八葉輪は卒業旅行の道中、山でバスの転落事故に巻き込まれる。
だが実際に彼女がそこで見たのは、黒いヘドロと、それに飲まれた乗客たちの変質だった。
そして彼女もまた、生存が絶望的な重傷から、わずか一ヶ月で完治。
自分だけが生き延びてしまったという自責と、嘘つき、怪物とやっかまれながらの入院生活は、終わりを迎えようとしていた。
彼女の内に眠る、一枚の神鏡『デミウルゴスの鏡』。
それをめぐり多くの超人やサイボーグが暗闘をくり広げるなか、渦中の少女がパートナーに選んだのは……しゃべるカラスのぬいぐるみ?
ちょっと気取って間が抜けていて、臆病なのにウソツキで……でもどうしようもなくお人好しのカラスのクロウ。
無愛想で無気力で……でも誰よりも傷つきやすく、それでも、強い心
だが実際に彼女がそこで見たのは、黒いヘドロと、それに飲まれた乗客たちの変質だった。
そして彼女もまた、生存が絶望的な重傷から、わずか一ヶ月で完治。
自分だけが生き延びてしまったという自責と、嘘つき、怪物とやっかまれながらの入院生活は、終わりを迎えようとしていた。
彼女の内に眠る、一枚の神鏡『デミウルゴスの鏡』。
それをめぐり多くの超人やサイボーグが暗闘をくり広げるなか、渦中の少女がパートナーに選んだのは……しゃべるカラスのぬいぐるみ?
ちょっと気取って間が抜けていて、臆病なのにウソツキで……でもどうしようもなくお人好しのカラスのクロウ。
無愛想で無気力で……でも誰よりも傷つきやすく、それでも、強い心
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!少女を取り巻く異能の嵐。身勝手な大人の殺し合いに、少女の「鏡」が唸る。
瀬戸内弁慶先生が放つ、伝奇アクション小説。
奇妙なバス転落事故から生き延びた少女の中に眠る、絶大な力を秘めた「鏡」。その福音を巡り、あらゆる能力者達が争い合う。
自分のために、自分の預かり知らぬところで、人が死ぬ。その不条理を押し付けられ、少女は怒りと共に立ち上がった。
金のため。権力のため。名誉のため。愛する人のため。彼女の「鏡」を狙う人々は、己の願いのために、血で血を洗い続ける。彼女はその身勝手な大人達の争いを前に――何を為すのか。
個性溢れる異能者同士の、白熱のバトルロイヤル。急転直下の展開の数々を、ぜひご覧下さい。