来冬　邦子

俳句のネタを見つけに狭山湖を訪れた私。 そこで見たもの、聞いたもの、感じたことを俳句にのせて、ゆったりとした時間を綴った散文です。 『第3回角川武蔵野文学賞』 （武蔵野×一般文…

なんとなく…詩を書くことの面白さに気が付いてしまいました あれ？これって「詩」じゃなくて「歌詞」かも… ま、形にとらわれずに思いついたことを言葉にしてみます 俳句にも挑戦し…

【まえがき的なやつ】 『第3回角川武蔵野文学賞』への参加作品です。 勢いだけで書き切ったのですが、勢いだけで書くのは本当に楽しい、 これはくせになる。笑 話の展開がちょっぴり（だ…

ユーモア小説です。こんな救急車を読んだことがありますか？ ★作者の感想「なにものにも留められることのない行動体としての強さ──それが救急車」 ★読んでいない読者の感想「あれも…

休止中の創作ブログの代わりに、独り言を書きます。 文章も構成もシンプルが好きなので、時折、内容を整理したり、削除したりもします。 「おや、よくここを見つけたね？　案内なんか出…

人には見えない雲の上の世界――天魔界。 天魔界に住む天使の少年ライスは、三途の川で「未練晴らし」の仕事をしている。 親友である悪魔の少年カイとともに、今日も川へやってきた魂の未練…

そこは、海辺のひなびた駅のホーム。 特急列車と各駅停車が信号待ちをしています。 発車するまでの五分間の物語。 「最後の5分間」 ＜小説×朗読コラボレーション・コンテスト応募作品＞

私立西映学園に転校してきた、披露院桃子。 けどそこは悪の秘密結社の怪人が悪さをする、危険な学園だった。 しかし、そんな怪人から生徒を守るために戦う、５人のイケメンヒーローがいた。…

「魔女の価値は髪の色で決まる。 　銀色よりも金色、金色よりも亜麻色、亜麻色よりも栗色、栗色よりも鳶色、鳶色よりも焦茶色――その色が濃く、黒に近いほど、その者は大きな魔力を備えてい…

　五代十国時代の末期、周囲の者から新たな皇帝に担がれたのは、上の者への忠義に厚く、下の者への面倒見はいいが、大酒飲みでだらしない武術の達人・趙匡胤であった！ 　成り行きで北宋の…

誰だって認めて欲しい相手がいる。 親子でも、兄弟でも、わからないことがある。 だけど、必ず誰かがあなたを見ている。 『柿ノ木川話譚』第一弾。 ※地名・人名はフィクションです。

【ルーサー・バーバンク】 発明王トーマス・エジソン、自動車王ヘンリー・フォードと並び、世の中に貢献した革新的な技術者（育種家）。 時を同じくしてアメリカで活躍した彼らは、若かりし…

とある男が、子供の頃に遊んだ地元の「南沢湧水群」を訪れて、趣味としているサンドアートのネタを拾うお話です。 『第2回　武蔵野文学賞』で、読者賞をいただきました☆ ありがとうござ…

【まえがき的なやつ】 『『田原総一朗』の二次創作小説』への参加作品です。 コーヒーを飲んでたらこんなん思いつきました。 約1000文字ですので気楽に読んでください 男児の逸話には…

私の趣味は、バードウォッチングだ。 カメラを手に入れたおかげで、下火だった鳥熱が再燃する。 これは、出会った鳥たちのことや、バードウォッチングの様子などをつらつら書いていく日…

優しいけれど不実な夫。でも私にはあの人がいる。あの人との逢瀬を重ねながら夫との生活も捨てられない。私もまた不実です。

クリスマスイブの夜。 町では、こどもたちが、枕もとにくつしたを置いて眠りについていました。 森でも、動物のこどもたちが、サンタさんを待ちながら眠っています。 夜が更けた頃、…

久繰里あかりの幼馴染み「おねえちゃんが」が行方不明になった。原因が自分にあるのではと悩んだあかりは高校時代に世話になっていた司書の江洲楓に相談を持ちかけた。久繰里あかりのおびえて…

お婆ちゃんと二人暮らしの高校生、岳人（がくと）。 苦労も多いけど、世間が騒ぐほど辛くはない。心許せる友達と、緑のたぬきがあれば、気落ちが和むときだって多いのだ☆

高校一年生の夏休み。僕はかねてから気になっていた、国営MMORPGの世界に飛び込んだ。ちょっとしたこだわりのせいでキャラメイキングに十時間以上を費やし、疲労困憊で迎えたオープニン…

あたしの名前は火津鳥（ひつとり）アゲハ。 趣味は虫採り！ ある日、あたしが学校の校庭で虫採りをしていると、謎の男子が声をかけてきた。 「ねえ、勝負しない？」 この出会いが、…

「お金が、ない――」 拝啓　去年のわたし 知ってました？ お金がないって、やばいんです。 お先真っ暗。ほんとに真っ暗――。 なんとしてもバイトがしたい女子大生・鏡餅子が偶…

　僕は「カクヨムで五千万字を読む！」を目標にして読んでいます。結構いろいろ読ませてもらったのですが、もったいないって思うときがあります。内容自体は普通におもしろいのに、読みにくい…

【まえがき的なやつ】 『半実話あやし奇譚』の一部（13話ぶん）を書籍化してもらいました。 本作は前編、後編の続きものもいくつかありますが、基本的に一話完結の短編集です。書籍化され…

三日前から臨時休校の措置が取られている。 自宅待機は思っていた以上に暇で、暁人は試しに遺書を書いてみようと思った。

【感謝81.3万PV突破!!】 物語創作に関する本を多数出版してきたフィルムアート社の中の人が、自社の本を徹底的に読み込み、それらの本の中から小説を書くために本当に必要なポイント…

【まえがき的なやつ】 『ひとつの花に託す。』が『５分で読書：驚愕のミライ』に収録してもらえることになりました。 【書籍の紹介ページ】 https://www.kadokawa.…

黒いサンタはスクラップ工場を住処にしている。 黒いサンタは悪い子を背中の袋に詰めてさらっていく。 さらわれた子がどうなるのかは誰も知らない。 全部、根も葉もない噂だと思っていた…

★★★「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品★★★ 多感期の女の子が初めてお化粧をしたときのお話です。 昔書いた作品をコンテスト用にアレンジしました。 よろしければ、５分間お…

　失くしものばっかりする主人公に、お母さんが『もったいないおばけ』の本をもらってきた。その本を読んでも失くしものが減らないと、ある日通学路で後ろから声をかけられ……。 　可愛ら…

気まぐれに進行する、摩訶不思議な世界

　本作品は、現在連載中の『半実話あやし奇譚』の番外編で、古事記の冒頭部分を現代語訳＆アレンジして紹介しています。 詳しくは『まえがき』を読んでください。

恋愛の純愛もので、短編です 好きという思いを伝えたい。 でも、いつも勇気が出ない主人公。 好きな人とは、毎日一緒に登下校している。 分かれ道から、好きな人の家まで距離は近いの…

コーギーとの毎日を、ちょっとずつ綴っていきます。 なんとなく、勢いで公開したので……。 ネタが溜まれば更新という感じですが。 よろしければ、どうぞ、コギ飼いの日常をのぞいてい…

中学生の林原君と友達の林君が、とある放課後に語り合った「武蔵野」の一コマ劇場です☆ 武蔵野樹林×カクヨム「角川武蔵野文学賞」の最終選考まで残りました。

玉響《たまゆら》……ほんのわずかの時間 仕事も何もかも失った俺は、公園の池のほとりにいた。 気力なく、池の水面を見つめていると、美しい白昼夢に迷いこむ。 夢に現れた不思議な美…

母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏（こなつ）。 不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織（いおり）に見初められたから。 だけど。 結納金は、五十鈴…

オリビア・スターラインは、領主の息子であるアルフレッド付の護衛だ。 　幼馴染でもあるアルフレッドは、大人たちの前では「つつましやかな領主の息子」を演じているが、オリビアの前では口…

東のプリンス・大路詩音。西のウルフ・大神響。 音楽界に燦然と輝く若きピアニストと作曲家。 見た目爽やか王子様（実は負けず嫌い）と、 クールなヴィジュアルの一匹狼（実は超弱気）、 …

時は明治三十九年。淫祠邪教と迷信がこの国から廃滅されようとしていた時代。古より何者かが祀られ続ける山に入り込んだ男は、そこで小さく奇妙な“神”を見た。

38年間モテない人生を送りまくって来たこの俺に女神が舞い降りた。 そんな彼女と愛を育むこと数年、やっと結婚！ 式も挙げ、婚姻届も提出し、晴れて夫婦となったその数分後――、 俺は…

初めての高校生活に心躍らせる一年生たち。 その中には慣れ親しんだ土地から引っ越して来たばかりの坂田と言う小柄で目立たない男子が居た。 心に大きな傷を負った坂田に最初に声をかけてく…

＜あらすじ＞ 2022年、白い巨塔は完全に崩壊し、命のやり取りをする医療はあるべき姿を見失った。本来、厳格な教育を受けた看護師に任されていた喀痰吸引や浣腸は介護士へと役割をスライ…

大学のオカルトサークルに所属している主人公「赤宮早苗」はちょっとだけ変わり者。ある事件を境に本当の変わり者になっていた事に気付かされる。

憧れだった彼女が、居なくなってから数年。 まだまだ追いつけない、背中だけど。 いつか、追いつくために。 俺と同じく、彼女を慕っていたコイツと。 前へ歩いていこうと、そう決…

親友だったアイツが、私の傍から居なくなって、数年。 祭りの日、私は、同じく友であった彼に、アイツから託されたものと、明かされた想いを聞く。 それを、大切と言い切れるかは、まだ…

平凡な日々を送っていたOLの私の元に、ある日を境に、『未来通知』と書かれたメールが送られてくるようになる。 最初はイタズラかと思っていたけど、それは未来に起こることを伝えていて……

夏でも長い黒髪の菜々子。 その黒髪は、家族には厄介だと思われている。 ふと、排水口から聞こえる音が気になり出した菜々子は……。 日常に潜むホラー。

キャラクター監視管理協会――それは、適切なキャラクター運営ができるよう活動状況の監視・管理するために作られた組織。キャラクターの削除権限も持っている。 この物語は、キャラクター監…

様々な形で創作活動をサポートする企画「カクヨム小説創作オンライン講座」。 今回は執筆初心者向けに、物語の作り方とキャラクターの作り方のヒントになるような講座を開設しました。