春風亭小朝 師匠の独演会を聴きに行きました。
出し物は「浜野矩随(はまののりゆき)」と「一豊と千代」。
どちらも、もともとは地味で大人しい古典落語(「一豊と千代」は講談の噺を落語に仕立て直したもの)なのですが、小朝師匠の手に掛かると、見事に現代風にアレンジされていて、最初から最後まで爆笑に次ぐ爆笑で、会場が一体になって盛り上がり、聴き終わったら、全力疾走したような息切れと高揚感がありました(どれだけ笑ってるんだ笑)
言葉の選び方はもちろん、話の運び方から台詞の言い回し、間の取り方、すべてが勉強になりました(仰け反って笑っていたので殆ど忘れましたが)
小朝師匠のような名人と同じ時代に生きて、噺を生で聴けたのことに心から感謝です。