桜井今日子

※表紙写真です。https://kakuyomu.jp/users/momeaigase/news/16818093088705976926 地獄の根暗、そう呼ばれた文系であり…

四年ほど前から俳句を始めました。 はじめは好きなように詠んでいたのですが、物足りなくなって新聞の俳句欄に投稿するようになり、ついには今をときめく夏井いつき先生の御指導を仰ぐように…

犬とオオカミの間 (entre chien et loup)： 日没のひととき・黄昏 パリのこと、フランスのこと。日常の風景。思ったこと。 そういうのを短い文章にしたものです。…

元気印のチュチュが姉のティナとロンドンで営んでいる『魔法のミュージカル屋さん』は、元気のない人や悔しい想いを抱えている人に、その人だけのミュージカル・ナンバーを処方するお店。チュ…

偶然いつも喫茶店で会うあなた。なんか気になる〜。 藤本千代子……主人公。あだ名はチョコちゃん。30歳独身。アパートで一人暮らし。仕事は派遣でお菓子のルート配送とラッピング包装な…

お姫様は王子様と結ばれ、お城で末長く幸せに暮らしました。めでたし、めでたし。 ……っていうけどさ。 お姫さまだって楽じゃない。 女子会ぐらい、したっていいじゃない？ というわ…

詩に紡ぐの。 楽しさ嬉しさ、辛く悲しい時。 なんだかすっきりしてさ。 詩に綴る言の葉が元気にしてくれる。 そんな、気がするんだ。

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』番外編「不思議の国編」に続く番外編第二弾。 本編のその後ではなく、第４章あたりの夏の出来事から分岐していきます。 お仕事要素はほぼありません。遊ん…

高校生の女の子、綾瀬千冬は、雪女の祖母を持つ人間と妖のクォーター。 ある夏、千冬は住んでいた都会を離れ、田舎に住むおばあちゃんの元で暮らす事に。しかしおばあちゃんの家へと移動中…

貧乏貴族の娘、シアン＝アルスター。彼女は少しでも家計を支えようと、学校帰りにバイトを探しているが、どれも断られてばかり。 ある日彼女はふとしたことから、学園屈指の異常なまでのモ…

ここは一つの物語として独立させるにはあまりに短い話。話がまとまらなくて書くのを断念した話のワンシーン。日々の生活の中で感じた事や、印象に残った出来事等々、様々なお話をジャンルごち…

2021年、コミックアラカルト漫画原作大賞で最終選考に残りました。 高校教師、杉浦葵は、訳あって男性アレルギー。一生独身で恋などしないはずだった。450年前からタイムスリップし…

秋田県南由利ヶ浜市のどこかにあるというカフェ『TWO BOTTOM』は、そこそこに美味しいコーヒーと格別に美味しいケーキ、そして、特別イケメンでもないけれど気さくなマスターで有名…

『ありす紅茶館でお茶をどうぞ♪』の番外編その１。 店名を『ありす紅茶館』に改名し、なぎが祖母・梓(アズサ)に代わって横浜の老舗紅茶館を再開して数ヶ月が経った夏のある日に現れた少年…

月～金　毎朝更新（予定）の、学園四コマコメディー小説、今回は特別編です。 一話が特別編仕様でいつもより長くなっています。いつも以上にのんびりとお付き合いください。 出席番号２５…

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　めざせ笑いにあ…

私の名前は五条亜美。 ごくごく普通の、平凡な小学六年生の女の子なんだけど、一つだけ人には無い特技があるの。 それは犬や猫、うさぎといった動物と、お話ができるってこと。 そんな私…

夏は、自分達に様々な経験をさせてくれる。 というわけで（どういうわけだ！）1話140文字以内という、Twitterに載せられる長さで夏の様々な場面を書いてみました。 創作も実話…

逆恨みしたストーカー男に窓から突き落とされたわたし。 目覚めると、十二単(じゅうにひとえ)を身に纏い、古ぼけた邸宅の中にいた。 そこでは、ある男性の噂で持ちきりだった。その御方の…

兄妹ふたりで暮らす中に、一匹の白猫がいた。名前を『ユキ』という。雪のように真っ白な毛並みからつけられた。 その、白猫『ユキ』の転生が間近に迫っていた。 そんな時……。

これは一人の、恋する女の子の日記。 片想いする彼への気持ちを綴った日記を、一ページずつ公開していきます。 ほとんどのエピソードが1000文字以下。中には500文字にも満たないエ…

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　めざせ笑いにあ…

関小玉――。 希代の天才と呼ばれ、後に「紅霞宮」に入り、千年先まで名を残す皇后となった女性である。 彼女が後宮に入る以前の記録は少ない。一兵卒から出世を重ね、女性として初めて将官…

かつて淫乱暴虐の限りを尽くし、平安京を恐怖に陥れたエロ大魔王、光源氏。 安倍晴明たちと共に、光源氏をこの世界から追放したわたし（末摘花）だったけれど……やつは戻って来た。 平安京…

1500PV御礼。平安時代の京。受領階級の清原元輔の娘、梛は方違えを機に、三つ下の少女香と出会う。物語好きの二人はそれを機に文を交わす様になる。香は自分でも物語を書き、梛に読ませ…

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　めざせ笑いにあ…

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　めざせ笑いにあ…

僕、工藤透は、なぜか周りから家事力が高いと誤解されている。いや、家事力ならまだしも、最近は女子力が高いと言われるしまつ。 ある日、クラスメイトの宮部さんからケーキの作り方を教え…

３月１１日――この日「彼女」は言の葉を紡ぐ。 自分の気持ちを赤裸々に。 絶望の中に希望を見出すために。 そして、前に進むために。

目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける文章。 そんなものを考えながら記していく、ちょっとしたお話のあつまりです。 各話でシーンも人物も違います。短いものは100字から。四コマ…

若き神父フィリップはエクソシストとして独り立ちすべく、師マルティヌスのもとで悪魔討伐の旅を続ける。 魔界ナンバー2「蝿の王」ベルゼブブの配下である魔女デラノヴァを追い詰めるも、寸…

昔々、素羽鷹沼のほとりでは、素羽鷹（そばたか）の国が五つの隣国と仲良く暮らしていました。 ところが或る日のこと、その昔、都の天子様にそむいて兵を挙げた謀反人として、この地で討ち…

東のプリンス・大路詩音。西のウルフ・大神響。 音楽界に燦然と輝く若きピアニストと作曲家。 見た目爽やか王子様（実は負けず嫌い）と、 クールなヴィジュアルの一匹狼（実は超弱気）、 …

隣り合う二つの学校。中高一貫校の乙木学園と、聖グリム女学院。 この二つの学校にはそれぞれ、姫君と呼ばれている男子生徒、灰村翔太と、王子様と呼ばれる女子生徒が、大路満がいました。 …

逆ハー、悶絶。 ――美しい男達に翻弄され、女は妖艶に光輝く。 ◇ 「お前さ、ココがどんなとこかわかってんの？」 俺様系イケメン 香坂蓮《こうさかれん》 「何で女の子なの？」…

２１世紀の現代ではただの風俗店員だった俺は過労死して暗い空間を漂っていた時に、弁財天と名乗る女性に遊女を救うように心に直接呼びかけられた後、何故か江戸時代の吉原遊郭の最高級の店で…

人生の黄昏時に二人は出逢った。 どこにでもいる平凡な中年の男女。 でも、たったひとつの恋。 いくつになっても、ひとは恋をするのです。

昨日のわたし、今日のわたし。明日のわたしは何処に行くのか。時には膝を折り、時には立ち尽くして、それでも歩き続ける。空を見上げて月を見つめて、少しでも優しいものになりたくて…。

詩集｢月の道標｣https://kakuyomu.jp/works/1177354054889257390 が長くなったので、第二詩集としてこちらを始めることにしました。 改めて…

小学四年生のわたしには好きな人がいる。高校二年生の、とっても優しい、お兄ちゃんみたいな人。わたしを、妹みたいに可愛がってくれる人。 だけど妹としてじゃなく、一人の女の子としても…

８ケタの借金を残したまま、突然事故死した両親。 学校は？　家賃は？　生活費は？　借金の返済は？ 何もかもがわからなくてパニックになっているところに颯爽と現れた、如何にも貧弱な眼鏡…

小学四年生の芹沢真昼の家は、代々続く忍者の家系。真昼も、毎朝早起きしてお父さんと一緒に忍者の修行をやっていた。 だけど真昼自身は、修行は好きでも将来忍者になるかどうかはまだ決めて…

　人はそれぞれの“心珠”をもって生まれる。 　本人が念じれば手の中で出現させられる“心珠”は、欧化が進む今日でも未だに謎に包まれたままだ。 　“心珠”には、ひとつとして同じものが…

「本陣メーエキ商店街」は義理人情にあつい、ナゴヤのアーケード街である。絢辻彦一はこの商店街で、「焼き鳥まいど」の暖簾を受け継ぐ二代目だ。幼馴染みの薬局経営の薬剤師みどりとは互いに…

　この「言の葉字典」は、私が小説や辞典などを見て「いい言葉だなぁ」「使ってみたいなぁ」と思って書き留めていた言葉、文字、熟語を集めたものです。 　最初は、文字から意味や解釈を調べ…

何となくつらつらと 思い付いたときに

この小説は、トイレで読む、トイレのためのトイレ小説です。 トイレでする小さいのと大きいのに合わせて、1分程度で読める小さいお話と5分程度で読める大きいお話が詰まっている短編集です…

小学四年生の男の子、九十九光太は、普通の人には見えない幽霊や妖怪を見る事の出来る男の子。だけどそう言った変わった物を視てしまうせいで、周りの子達からは変人扱いされていつも一人。全…

面白いと思った漫画や、感動をくれた小説ってありますよね。 自分は今、執筆活動をしていますけど、きっと今まで触れてきた作品達が、作る物語に多大な影響を与えているのは間違いありません…

「地味でモブキャラなわたしが、好きでいてごめんなさい。心の中だけで想い続けていきます。だめですか？」 高校二年生のめぐりは、同級生の孝蔵に恋をして六年目の春を迎えた。高校の弓道場…