3.11の言の葉たち

作者 RAY

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★★★ Excellent!!!

 十年前の大きな地震。
 日本中の人々が衝撃を受け、多くの大切な命が失われてしまいました。 
 あれから、十年。
 もう十年。まだ十年。
 様々な思いが溢れますが、十年間みんな必死に生きています。
 あの日の出来事と、思いを伝えていくことの大切さをしみじみ感じました。

 作者様のものすごく純粋な心を感じる言葉の数々です。
 ぜひ、今日、読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

人は、どうしても忘れてしまう生き物だと思います。
ですが、忘れてはいけない想いもあります。

こちらのタイトルが気になった方、そして、普通の生活から世界が一変してしまった方にもぜひ読んでほしい作品です。

前に進みたくても進めない。
それがいけない事ではないと、それでも進んでいると思わせてくれる。
そんな心に寄り添う、温かな言葉達で包み込んでくれます。

コロナ禍の今だからこそ、読んでほしいとも思います。
今を生きている奇跡の毎日を、大切に過ごしていけるようになる物語です。

★★★ Excellent!!!

サブタイトルについている、四桁の数字を注意してご覧ください。

これが、何を表すかは、読まれれば、直ぐに分かることだと思います。

いくつかの年を重ねるのですね。

そして、主人公が『2018』の時に旅に出たのは、キミと行く三月のあの日です。

敢えて、解決していない問題に、心から切り込む鋭さとやわらかさが印象深い作品だと思います。

もう、『2020』になりました。

ぜひ、ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

その悲しみ、怒り、嘆きを誰にもぶつけることはできません。
だけど人々の心から消えてしまうことは、未来永劫ないと信じます。
言葉を紡ぐ者として、残しておくことの意味をあらためて考えさせられる詩です。
美化することなく、誇張することなく、心のありのままが描かれています。
同じ祖国に生きる者として、噛み締めたいと思います。

★★★ Excellent!!!

あのとき、テレビから流れる映像をフィクションのように見つめていた。
ほんとうのこととは思えないくらい、ひどい光景だった。

たくさんの人の時間があの日止まった。
そこから進めない人が、
そこに戻れない人が、
大勢生まれた。

だけど、私には分からない。
ただ想像するだけ。
痛みも悲しみも、借り物でしかない。

そんな私が泣いていいのか。

分からないけど、悲しくなった。
どうか幸せに。

幸せの意味も分からないまま、
それでも願わずにはいられない。

★★★ Excellent!!!

伝えようとする相手はもういない。
けれど、伝えようとすることに意義がある。
テレビで見た、「風の電話」(でしたっけ?)電話ボックスを思い出しました。
電話はつながらないけど、伝えたくて受話器を上げてしまう……そんな映像と御作が小生の中でリンクしました。

今日は黙祷します。

★★★ Excellent!!!

6年前の今日、多くの人が様々な形で、様々な深さで心の傷を負いました。
その悲しみややるせなさを目に見える形で言葉に綴るのはとても難しい。
けれどもこうして言葉にする勇気も時には必要だと思います。

前に進むことは大切。
でも時には後ろを向いたっていい。
悲しみは隠さなければいけないものではない。
そんな優しい励ましのように感じられました。

★★★ Excellent!!!

僕も、新潟で2度震災に遭っている。
3.11、僕は中国にいた…知ったのは、夜のこと…。
古いブラウン管のTVで知った。
本当に日本なのか?半信半疑だった…。
帰国して…現実を目の当たりにして、中国での不謹慎な態度を恥じた。
どこか他人事だったのだ。
空港を出て、東京駅で足止めを喰らった。
待合室で一夜を明かした、汚い毛布1枚で…。
何日も帰れない人達が居た…体臭で気分が悪くなるような夜。

中国に居た日本人は…誰も心配していなかった…。
そう…映画でも観ているような感覚だったのだ。
宴会は続けられたし…笑ってもいた…。

自分が痛まなければ、人間は笑える…どんな状況でもだ。
僕は自分を恥じた…。

そんなことを読んで思い出した。

時間は確かに記憶を奪いながら流れていく…。
奪われたままで良いのか…取り戻すことも必要だ。

僕は…今日…また自分を恥じた…。

★★★ Excellent!!!

いつか、幸せだった思い出に変わるその日まで。
作者様らしい、優しい管弦楽を彷彿とさせる、素敵な作品でした。

私は、救援お手伝いという形で約半年後の被災地に赴きました。
その時の感情を文章で表すことができません。
最も近い言葉、それは絶望と、人が発揮する本当の力。

ほとんどの方がおっしゃられました。
忘れたいと。テレビなどで取り上げて欲しくないと。
ただ、普通に生活して、笑っていたいと。

どうしても振り返ってしまう。でも、それはやってはいけないこと。
どうしても忘れていく。でも、それは悲しい事。

とても繊細なことで、賛否はきっとある作品なのでしょう。
でも、我々は忘れてはいけないはずです。
本作が、ずっとここに在って欲しいと心より願います。

同時に我々は、後ろを向いてもいけないはずです。
今、隣にいる人を愛する事。
そして誰かを笑顔にすること。
自らも笑うこと。

PCの前で涙を拭いつつ、本作を心より高く評価させていただきます。