十年前の大きな地震。 日本中の人々が衝撃を受け、多くの大切な命が失われてしまいました。 あれから、十年。 もう十年。まだ十年。 様々な思いが溢れますが、十年間みんな必死に生きています。 あの日の出来事と、思いを伝えていくことの大切さをしみじみ感じました。 作者様のものすごく純粋な心を感じる言葉の数々です。 ぜひ、今日、読んでみてください。
人は、どうしても忘れてしまう生き物だと思います。ですが、忘れてはいけない想いもあります。こちらのタイトルが気になった方、そして、普通の生活から世界が一変してしまった方にもぜひ読んでほしい作品です。前に進みたくても進めない。それがいけない事ではないと、それでも進んでいると思わせてくれる。そんな心に寄り添う、温かな言葉達で包み込んでくれます。コロナ禍の今だからこそ、読んでほしいとも思います。今を生きている奇跡の毎日を、大切に過ごしていけるようになる物語です。
サブタイトルについている、四桁の数字を注意してご覧ください。これが、何を表すかは、読まれれば、直ぐに分かることだと思います。いくつかの年を重ねるのですね。そして、主人公が『2018』の時に旅に出たのは、キミと行く三月のあの日です。敢えて、解決していない問題に、心から切り込む鋭さとやわらかさが印象深い作品だと思います。もう、『2020』になりました。ぜひ、ご一読ください。
3・11から6年。残された人たちの生きた、6年間。その時の重さに優しく寄り添う、言葉たちの欠片。
その悲しみ、怒り、嘆きを誰にもぶつけることはできません。だけど人々の心から消えてしまうことは、未来永劫ないと信じます。言葉を紡ぐ者として、残しておくことの意味をあらためて考えさせられる詩です。美化することなく、誇張することなく、心のありのままが描かれています。同じ祖国に生きる者として、噛み締めたいと思います。
時が経つに連れて記憶は希薄になっていく。そして共に前を向かなきゃならない。仕方のないことだし、大事なことだと改めて思いました。
あの日を思い出してしまう。 「面白かったら、期待したいことがあったら」というレヴュー。 悩んだ末に、☆を2つつけさせていただきました。 本当は3つつけたかったのですが、ごめんなさい。
六年間の記憶。立ち止まったり、後ろ向きになったり。辛い日も続き、それでも明日はやってきて、前に進もうと頑張る。拝啓と敬具に涙が出てきました。。
どこまで創作なのか、どこか実話だったりするのか?わからないけれど、語り手と一緒に黙祷
あのとき、テレビから流れる映像をフィクションのように見つめていた。ほんとうのこととは思えないくらい、ひどい光景だった。たくさんの人の時間があの日止まった。そこから進めない人が、そこに戻れない人が、大勢生まれた。だけど、私には分からない。ただ想像するだけ。痛みも悲しみも、借り物でしかない。そんな私が泣いていいのか。分からないけど、悲しくなった。どうか幸せに。幸せの意味も分からないまま、それでも願わずにはいられない。
もっと見る