詩みたいとタイトルにはありますが、紛れもなく詩です。
詩をもう百余りも連作しております。
努力の賜物と言わざるを言えないでしょう。
その詩、一つ一つが輝いています。
それは、ハッピーエンドだから、残念な終わりだからではなく、そこへ行き着く過程に、人としての心があるからです。
今日は、元気のない人もいる。
今日だけ元気な人もいる。
別れたい人もいる。
別れたくない人もいる。
作者様が、一言一句を漏らさずに、丹念に練り込めた言葉たちが、きらりとしております。
サブタイトルも優れておりますので、気に入った所から読むのもいいでしょう。
ただし、タイトルを裏切る結末に唖然としないようにしてください。
作者様は、ハートフルな方です。
この詩を読むにつけ、なおのことそう思います。
是非、ご一読ください。
これはですね、液晶画面を通して読むよりも、叶うなら一冊の本として読みたいです。
厚めの表紙に、見開きでひとつの詩を載せます。
イラストは、ほんのちょぴりスパイス程度にさりげなく。
この詩集をバッグに忍ばせて旅に出ます。
行先はもちろん風まかせ。
途中のビル街、汽車の中、草原、浜辺、気が向いたら立ち止まり、この詩集を取り出して読むのです。
想像するだけで楽しい旅になりそう。
そのうちすべて暗記して、心の中でこの詩を思い出すってのはグッド・アイデア!
読み終えて出るため息は、心にしみる詩集だから。
やっぱり、誰か本にして! 絶対、本にして!