詩的な情緒が良かったです。作家の心が少しのぞけたような・・・?ちょっぴりそんな感じがしました。
23話を拝見しました。昭和の感じ漂う味のある描写なのに、どこか現代的な感じも受けました。幸せの瞬間・・・そんな事をじんわり感じられる素敵な作品でした!
詩を読んでこんな風な体験をするのは初めてなのですが、どこからか曲がついて、なめらかに澄んだ女性の歌声が聞こえてくるようでした。それはきっととても難しいことで、しかしどの話を読んでもまるで「歌を読んでいる」ような感覚がして、凄く魅力を感じました。音楽的な詩といいますか。個人的には、特に3話と15話が好きです。魅了されちゃいました。
文章から伝わってくる不思議な感覚。とても綺麗で素敵な、そしてどこか懐かしさを感じる詩に心惹かれます。
第二話の夏待ちがとてもよかった。あれがとくに好きです。あの辺から、この作品集に同調できるようになりました。
上手い表現で恋愛の甘さとほろ苦さ、そして処方箋を綴った優しい詩。作者の感性が読む者の心をやんわり和ませる。読めば読むほど味わいがでてくる。作品の言葉が胸に残る。時には歳を忘れてドキドキしたり、感情移入して涙がでそうになったり。テンポよい短い文章の中に様々なドラマが詰まっている。そう、秘密のおもちゃ箱のような。次を読むのが楽しみになる。これは、いろんなバリエーションで綴られた芸術的な詩曲である。
人生には全く同じ生き方はないけれど共感できる!って言うことはありますね一つ一つのお話しの中にそうそう、これこれ、って自分の時の事思い起こしました。懐かしさが頭の中をぐるぐる回っています。
子供の頃から、青春、そして、新婚時代のように、大人への階段を、上って行くような、感覚で、とても懐かしい思いにさせる、作品でした。
個人的には第3話が気に入りました。ちょっとクスリとしたところが良かったです。これからもこのようなソネットをお願いします。
視点が、良いね〜♪
傷つけず別れることが大切ですね。
恋愛中は、いつもドキドキ。嫌われないようにって気を使ってた。それが今では、気は使いたくなくてどうでもいいや。好きにさせてに。あの頃のときめきが懐かしくなりました。子供も、小学生ぐらいまでは「ただいま~」って帰ってきたのに、だんだん言わなくなるのね。
多くの他人と出会い、別れを繰り返す人生。誰もが他人に影響されて生きている。いろいろな出会いで変わっていく自分らしさ。作者の視点は男女を問わず今後の人間関係で読者を成長させてくれるアドバイスとなるでしょう。
縦糸と横糸が織りなす・・・女の心の変遷愛されれば愛される程・・・色鮮やかになってゆく美しく染め上るか汚くなるかそれは自助浄化力やっぱり、本人次第ですか愛を語らせると奥が深そうなRAYさまトウキョウ ディーバは圧巻でした
情景が目に浮かぶような豊かな表現力に引き付けられます
不思議さと懐かしさが滲む世界観で、ひとつひとつの詩が印象に残って言葉の大切さを感じてしまいました。
自然な言葉のリズムに乗って、意味がすっと入ってくる。組み上がった情景はいずれもどこか朧げなところがあって、余韻がそこに沁み渡って行く。余韻の感じ方は人それぞれでしょうか。私はほんのりノスタルジックな感じ。喜怒哀楽と明確に分類できるほど強くもはっきりもしていないけれど、心でじんわり感じ入ることができる、そんな不思議な感覚です。
まるで、忘れていた懐かしい写真を眺めているようでした。
何気ない言葉を改めて考え、感じる詩みたいなナニカ。