「ボク」の心は「キミ」と逢うたび香り立つ

どの詩も、詩の中の「ボク」の爽やかな姿が目に浮かんでくる。そこに存在する心はあまりにも繊細で、放っておけなくなる。浮かぶ情景、見守る自分はRAYワールドにすっかりはまり、時に親友となり助言せずにはいられなくなり、時には姉となって、ただ一緒に泣いてあげたくなり、ついには母として、慈愛のまなざしで包みたくもなった。一気に読み進めてしまった。もう一度、今度はゆっくり大切に読むことにする。

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