SOMEDAY ー いつか ー

作者 RAY

90

35人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

ほのかな甘さに油断していた途端、先を読む間もない展開に次ぐ展開に「ああっ」と心の中で声を出してしまいました。

差し出した手をするりと抜けられてしまうような、焦燥感。

けれど全てがそこが終点じゃないよ、とタイトルに気持ちがストンと戻る感覚がとっても不思議でした。





★★★ Excellent!!!

作者は、「今、無力なボク」の姿と思いを、読者が手が届くほど
近くのPC画面に描いて、それも、ほんの数分で読み切る文章と
速い展開で、読む人を引き込んだ。なんという才能だ!
何もしてやれない読者こそが一番つらい。
なんてことをしてくれるの。
自分の無力さを痛感してこんなに泣くとは思わなかった。

★★ Very Good!!

物語も前半では、妙な緊張感のようなものが走ります。
そして後半の展開に、「あ、なんだ、よかった」と思わずほっとしてしまいます。しかし、よくよく考えるとあまりほっとするべきことでもないと気づき、なんでほっとしてしまったんだろう、と考えさせられる不思議な作品です。

★★★ Excellent!!!

抒情詩的な物語と思いきや、ラストでガツン! と衝撃を浴びせられます。
いったい何があり、どうして主人公はそんな境遇に置かれていたのか。
さらに、描かれていない最後の先は、何が待ち受けているのか。

タイトルからいけばハッピーエンドであってほしいと願います。
でも、そう想像できないのは私だけでしょうか。

短いお話なのに、読み手に様々なシチュエーションを考えさせる妙作とでも申し上げましょうか。
読んだ五分間の後に、少なくともその十倍の時間、あるいはそれ以上の余韻を残す物語です。

★★★ Excellent!!!

この方は、読み手の思考を裏切るのが上手です。
だから読む方は、あれこれ予想しながら読むのに、そのどれもをひっくり返してくださいます。
気付いた時にはすっかり術中。しばらくずっとこの作者さまの作品を読んでしまいそうです。
今まで出会ったことのない、すごい人に出会った気分でした。

★★★ Excellent!!!

なんでしょう…とても不思議な気持ちになりました。
どんどん物語へ引き込まれ、物語の中の情景を漂った後に、現実に引きずり戻される感覚…とても不思議で、強烈で、魅力的でした。

頭で理解するというより、感覚で読む……そんな幻想的な物語です。

★★ Very Good!!

不思議な展開を見せる物語。
それが夢であると分かるとともに、すぐ目の前に現実に起こっていることを知る。
何気ない内容でありながら、考えさせられる作品だと思います。

そして、驚いたのは、主人公の置かれている情景。
さらに気になり始めたところで、パタッと物語は終わりを告げる。
こういう余韻の残し方もあるんだな、と思いました。

短いながらも想像を掻き立てられる作品です。

★★ Very Good!!

この作品をなんと表現したらよいのだろう。

鮮やかに彩られ、それが速いテンポで動く映像表現。
心情描写を比喩的に情景に託した詩的表現。
読者に多くの部分を任せるかのような、それでいて豊かな世界観とストーリーを感じさせる物語。

たったこれだけの文字数で、これだけの情報量を伴って、ある意味暴力的なまでに訴えかけてくる。

ひとつの芸術だと思います。

★★★ Excellent!!!

人は悪い方にも良い方にも変われます。
この作品の一番の問いように感じます。

モンシロチョウを助けようと思った主人公。
もう十分に反省したのでしょう。
そして今まで両親に世話になっていた事に気づいたのでしょう。
その両親の気持ちを少し理解し、成長する。

主人公は確実に成長してます。それは今後、主人公にとっての財産になると思います。
綺麗なモンシロチョウ。彼女を守りたいと感じたのですから。