概要
仄かに光る月の道標を辿って……。
昨日のわたし、今日のわたし。明日のわたしは何処に行くのか。時には膝を折り、時には立ち尽くして、それでも歩き続ける。空を見上げて月を見つめて、少しでも優しいものになりたくて…。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界に新たな色を塗る、言葉の魔法。
つきのさんは、どうしてこんなに私の心をピタリと言い当ててしまうんだろうと、毎回驚いています。それからあらためて、ひとつひとつの言葉をじっくりと味わい直して、深く感動しています。これはもう言葉のマジックです。
朝のさわやかさも、昼のあたたかさも、夜の切なさも、歓喜も辛苦も、風景も風の音も、つきのさんの紡ぐ言葉によって一段と色鮮やかにその正体をあらわします。ふだんは目に見えないものが、次々と目の前に浮かび上がってくるかのように。
つきのさんの詩を読んでいる時間は、心がどこか遠い懐かしい場所へ飛んでいって、ほんの少し奥行きが深まって帰ってくる、毎回そんな小さな旅をしてる感じがします。 - ★★★ Excellent!!!純粋に言葉の美しさを味わえる詩集
まだ読み途中ですが、あまりの素晴らしさにレビューを書かせて頂きました。
とても言葉の美しさを体感できる詩集です。日本語という言葉を丁寧に扱い、純粋に想いを綴っているなあと勝手ながら大変感動させて頂きました。
なにより、ただ美しいだけでなく不意にポカリと胸に穴があく感覚を覚えるような、かと思えばそこに何かが埋まるような不可思議な気持ちを抱きます。
美しく、純粋で、置いてきてしまった何かを思い出すような、どこか懐かしさすら感じる端麗な作品です。この言葉達に出逢えたことに感謝します。
大変素晴らしい作品を見させてくださってありがとうございます。