概要
時代は『カフェ小説』だ、と作者は思った。
秋田県南由利ヶ浜市のどこかにあるというカフェ『TWO BOTTOM』は、そこそこに美味しいコーヒーと格別に美味しいケーキ、そして、特別イケメンでもないけれど気さくなマスターで有名である。
マスターはそんなにイケメンじゃないけれど、アルバイトのヨリ子ちゃんは近所のおじさん達のアイドル(ちょっとふっくらしていて愛嬌がある)だったりするし、看板猫の『みたらし』(雑種のオス)はデレが極端に少ないスーパーツンデレの人気者だ。
お客は常連が大半で、そこそこに美味しいコーヒー(お代わり3杯目まで無料)と、格別に美味しいケーキ(隣の洋菓子店のもの)で思い思いの時間を過ごしていく。
ちょっと騒がしいけど、なぜかそれなりに落ち着くこのカフェは、今日もそれなりに賑わっている。
マスターはそんなにイケメンじゃないけれど、アルバイトのヨリ子ちゃんは近所のおじさん達のアイドル(ちょっとふっくらしていて愛嬌がある)だったりするし、看板猫の『みたらし』(雑種のオス)はデレが極端に少ないスーパーツンデレの人気者だ。
お客は常連が大半で、そこそこに美味しいコーヒー(お代わり3杯目まで無料)と、格別に美味しいケーキ(隣の洋菓子店のもの)で思い思いの時間を過ごしていく。
ちょっと騒がしいけど、なぜかそれなりに落ち着くこのカフェは、今日もそれなりに賑わっている。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そこそこの味のコーヒー、大いに結構!
特に大きな事件や伏線があるわけでもない、基本的にはコメディでまったりした小説だと思います。が、これが笑える引きの力なのか、ついついコーヒーおかわりもう一杯、と頼むように最後まで行ってしまいました。
ヘンテコなキャラ達の挙動の笑いも確かにあったんですけど、8番テーブルで起きる人間ドラマは、個人的には笑いよりは人生悲喜こもごもだなあ……みたいに思いました。っていうか一組目のカップルも二組目のカップルもリアリティあるなと思ったらなるほど。個人的にはひまわりのくだりよりコーヒー何リットルのがセンス感じました。(ここホントに上手い)
恋愛ではないにしろ仲の良いヨリ子ちゃんとマスターのコンビは可愛い…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一筋縄ではいかないお客さん達と紡がれる実験的カフェ小説。語りが最高です
カフェという言葉に、皆様はどんなイメージをもってらっしゃるでしょうか?
お洒落? くつろぎ? おいしいコーヒー? 素敵なマスター? それとも、可愛いウエイトレスさん?
こちら、『TWO BOTTOM』で待ってくれているのは、良い豆のコーヒーととびきりおいしいケーキ、太っ腹なマスターと気が利く可愛いいウェイトレスさん、そして可愛い看板猫です!(≧▽≦)
……なかなかすごい常連さんもいらっしゃいますけれど(笑)
もうすぐ結婚かな? と意識している恋人達が、たまたま入ったカフェ『TWO BOTTOM』。
そこで何が起きるかは……。
カフェの雰囲気を味わいながら、斬新な作者視点のカフェ小説をお…続きを読む