こうけん

後ろをついてきたり、忠実なのをわんこ系キャラと呼ぶが、この作品のヒロインは犬系ではなく犬化とさせるのは目から鱗である。 一人一人のキャラを深みある形に仕上げ、本来、能力は便利である…続きを読む

つい先日まで赤の他人が、ある日突然、家族となる。 創作では別段珍しくない。珍しくないが、この手の場合、互いに距離感というのは微妙なもの。 馬が合えば良しだし、なんやかんやで自然と距…続きを読む

作中でも指摘されているが、これはラブコメなのでノックスの十戒に抵触しない。 言い方が悪いが、誰が殺されたわけでもない。 強いて言うなら、心は盗まれていたのは確か（どっちがとか誰とか…続きを読む

楽して助かる命もないが、楽に儲かる話もない。 恐怖とは見えぬものであり、分からぬもの。 かとって幽霊の正体見たり枯れ尾花とあるように、形や答え、その原理が暴けば、ただの現象となる（…続きを読む

だが、それがいい！　 幼なじみ・お隣・眼鏡と盛って盛って盛りまくればいい。 この手の盛り合わせは嫌いではない、もっとやれである！ 旅の荷物は軽いほうがいいとあるように、この手の場合…続きを読む

人は温もりを求めるもの。 親からであったり、きょうだいからであったり、恋人からであったりと。 愛されて当然、愛して当然との感情を抱く。 逆に、愛されない、愛せないもある。 ただ、心…続きを読む

ゾンビ以上に恐ろしい。 死ねばゾンビになるのは同じだが、作中に登場するゾンビに該当する氷鬼が恐ろしい。 元は人間なのは、違いないが、ゾンビが動く死体なら、これは動く氷像である。 し…続きを読む

怪獣とは破壊と不条理の権化である。 権化であるが、人間でもある。 悩みを抱えるのは青春にはよくあること。 よくあることだが、何故スーツ作成からスーツアクターに至るのか。 確かに発散…続きを読む

流れの塩加減が絶妙で巧妙ときた。 前半はかなりの塩っ気が多いというのに、段々と読み進めて行けば、絶妙な減塩で人間関係が変わっていく。 大抵ラブコメってのはイチャコラが相場だけど、こ…続きを読む

人生、山あり谷あり。 成功もあれば失敗もある。 玉砕もあれば失恋もある（ん？） 誰が言ったか、幼なじみは負けフラグと。 接している期間が長すぎるから異性と見れないし見ない。 だから…続きを読む

一言で、ぶっとんでいる。二言でとんちきである。 ノリとテンションのノンブレーキフルスロットル。 ブレーキ？　元からないわ！ もうツッコみが多すぎるせいで、ツッコみそのものを忘れるほ…続きを読む

なんだこれは？　 なんだこのエロスもおバカ成分も無い甘酸っぱい青春作品は？ この作者の作品を何作も読んだ方なら、ご周知であろうが、基本、おバカ寄りでエロスなコメディが多い。 ところ…続きを読む

タイトル程度でツッコむようならば、本編の展開に押し負けるであろう。 話は至って真面目、誰かのために戦い、誰かのために剣を振るう。 行動からして正道王道の展開である。 うん、進んでは…続きを読む

見えているのに届いていない。 届いているはずなのに気づいていない。 短編でいながら、綺麗にまとめられいるのが秀逸。 三人の関係を上手く置けば、緩急や明暗を上手く使い分けに引き込まれ…続きを読む

配信とデスゲームの組み合わせは何気に多い。 最下位は死亡などがお約束である。 確かに多くがシリアスでヘビーな展開になるが、この作品は違う。 確かに切羽詰まった感はあるも、ユーモアが…続きを読む

デスゲームとは強制的に不特定多数の人物をステージに押し込んで、その生き様死に様を堪能するゲーム。 ところがこの作品のデスゲームは違う。 死ぬ、確実に死ぬ。誰が死ぬか分からないし、生…続きを読む

作者さんが通告している通りアウト模写が多いです。 まあデスゲームにセーフアウトなんて今更ですけど。 生き様魅せるか、死に様を見せるか、の二つだけ。 デスゲームは基本、参加者側が艱難…続きを読む

大会であるからこそ、多数の参加者がいる。 参加者がいるからこそ様々な理由があり、多数の死に様がある。 ただ撃ち合えばいい、殺し合えばいいって済まないのがこの作品のミソ。 ゲームであ…続きを読む

誰かが死んだ。誰かが亡くなった、なんてニュース記事、別に珍しいものではない。 ただネットワークの普及により遠くの事件事故が目に付きやすくなっただけ。 そう、顔の見知らぬ誰かがの記事…続きを読む

デスゲームである以上、明確なルールが定められている。 かといってシンプルな武器だけと思えば、ぶっ飛んだ神話の武器まで出てくるから、先の展開が読めず油断ならない。 武器を持って戦うわ…続きを読む

想いを伝えるには勇気がいる。 恋を抱き続けるには根気がいる。 引き金を引くには……感情がいる。 人は何故、人を好きになるのだろうか？ 一緒にいたいから？　独占したいから？　離れて欲…続きを読む

本当に心がない。 開催する側も参加させられた側も二つの意味で。 加えてデスゲームはゲームである以上、死ぬまでのタイムリミットが表記されているのがお約束。 なのにこのゲームはリミット…続きを読む

触れるというのは一番身近なコミュニケーションである。 信頼する故に、信頼される故に、触れあい、心を許す者が行える行為。 では、触れることが呪いならばどうなるやら。 昨今の新型感染症…続きを読む

双六とはさいころを振って駒を進めるボードゲーム。 進み止まったマスにより様々なイベントが起こるシンプルなゲーム。 シンプルが故に騙しがない、無駄がない、無駄がないのがこの作品の恐ろ…続きを読む

一言で闘争好きにはもってこいの作品！ 特別な能力がある訳でも、最高の機体があるわけでもない。 経験により培われた知識を使い、ありふれた機体を乗り回す。 窮地に陥ろうともその知識を使…続きを読む

ラブコメだからなんでもかんでも甘いものとは限らない。 イチャコラすれば万事オッケー？ 否、否、断じて否！ 両片思いですれ違いOK！　素直になれずなかなか進めないカモン！ ビターでス…続きを読む

まるで生配信を見ていると錯覚させる作品である。 自分の推しに投げ銭をする形で人間に魔力を分け与える。 精霊に気に入られれば魔力は増えるが、その逆もしかり。 そのやりとりがコミカルで…続きを読む

物を買うにはお金が必要なように。 人を育てるには時間が必要なように。 願いや奇跡を求めるならば必ずや代償が付きまとう。 楽して助かる命はないように、タダで叶えられる願いなどない。 …続きを読む

いや怖い怖い！　ナニコレ！　なんなのこの作品！ 背後から死が這い寄って来る。横から絶望が囁いてくる。 一瞬でも油断ならない怒涛の展開。 誰が死んで、誰が助かるなんて予測不能！ それ…続きを読む

辺境でスローライフ謳歌の終わりが始まり。 傍と見て異世界魔王討伐の旅、なのだが、ゲーム知識を違和感なく混ぜ合わせているときた。 ちぃと予備知識ないと分からない古いものもあるが、辞書…続きを読む

AIが人類にケンカを売る話は王道である。 敵として排除するパターンが多い中、この作品のＡＩは知能にて優劣を競い、支配者になろうとするパターンである。 ただし性格が悪い。なにをどうや…続きを読む

この作品の要素は、呪いでも祟りでもない。 別世界、つまりは現実の世界からゾンビが転移するもの！ ファンタジー世界に転移する展開など星の数。 まさかその逆とは、文字通り逆転の発想とき…続きを読む

いや～じれったいじれったい。 進んでいそうで進んでない。離れていそうで離れていない。 男女の絶妙な距離感にやきもきし、鈍感さと自己肯定感の低さに呆れるけれど、渋み苦みが食材の味を引…続きを読む

この作品は一言でおっぱいである。そうおっぱい。 おっぱいだからおっぱいである。 ちょっと自分自身何言ってんのか、分からなくなるくらおっぱいである。 なんでこんな感想しか言えなくなる…続きを読む

幽霊に同情しかない、いや、それしかできない！ 異世界転生はされなかった。されど新たな世界の扉は開かれた！ 本来、幽霊や怪異は人を驚かし脅かすもの。 それなのにこの男ときたら、罪にな…続きを読む

助けたのはただのなりゆきと善意である。 金の切れ目が縁の切れ目とある故、もう払ったから終わり！ と来て、まさかの押しかけ恩返しである。 フツーなら、ありきたりなラブコメ展開だけど、…続きを読む

男が希少生物となった世界でならば当然男はモテる！ それぞれ個性的な女性キャラとのあっま～い展開にドギマギするかと思えば、しっかりと不条理で理不尽な現実が存在する緩急をつけているとき…続きを読む

両親を早く亡くした彼女にとって父性は心の虚を埋めてくれるもの。 それを赤の他人であり同級生であり異性が持っていたなら惹かれるのも致し方なし！ なんだけど、まさかの相手が転生した父親…続きを読む

縁なんてない。ないはずだった。 ふとしたきっかけで距離が縮まり、縮まり……うん、密着だった！ お酒が入っていたとはいえ、距離感バグりすぎである！ かといって密着しようと結合はないが…続きを読む

おめでとうございます、世界は平和になりました！ なんてー展開、起こるはずもなく、満ちるのは平和ではなく疑念。 悪逆非道の魔王は勇者たちにより討ち果たされてハッピーエンド、どころか本…続きを読む

一体何を読んでいるんだ？ と思わせるほど先が読めない。 その謎がなんなのか気になるから続きを読むも謎のお出迎えでまた分からない。 先へ繋がっているのに、先が読めない連綿とした展開の…続きを読む

SNSの発展により生まれた不可分なもの。 身を出すことは尾を掴まれること。 何気ない一言どころか網膜に映る建造物で身バレするこのご時世。 この作品は依頼に応えるためネットの痕跡を元…続きを読む

異世界から召喚された勇者と共に魔王討伐に赴く。 うん、王道である。 はい、追放ね。 うん、これも昨今では王道である。 ゼロからやりなおします。 うん、これまた王道！ 物理で殴ったら…続きを読む

どんな相手でもギリギリ。 確かに一撃で倒す爽快感は好まれるも、実力が拮抗し勝敗がつかず切り結ぶ緊張感も好まれる だがこの作品は違う。 ただ敵を倒すための極限限界バトルではない。 ギ…続きを読む

まず一言……この作品、方々から怒られない？ というおバカな作品である。 スッポンポンなんてなくても笑わせてくる。 よくもまあ世に出そうと思ったくらい笑える作品だから困る。 かといっ…続きを読む

何故、戦うのか？ 愛があるからだ！ 愛とは人間の根底にして基盤！ 全ての感情は愛より生まれ愛にて終わる。 無関心も被虐も苦しみも孤独も全ては愛が源泉だ！ それゆえ、憎しみにも転化す…続きを読む

あった、確かにあった。 あったのだが蓋を開ければ、シリアスとギャグがなんとまあ見事に折半して同居できている見事なバランスさ。 普通は下手に混ぜるとこんがらがって変になるのだが、見事…続きを読む

探偵といえばハードボイルドなイメージが強い自分。 タイトルを見た瞬間、ハードボイルドな探偵の妻の作品だと期待していたが、凄い意味での期待を裏切るときた。 主役は旦那。 だが彼はドラ…続きを読む

これは不純ではない。 中身は純愛である。 心を病んだだけでなく、女を奪われ捨てられたヒモ。 なんかあれこれありそうな女子学生。 ひょんな出会いでヒモからパパへクラスチェンジ！ 過去…続きを読む

巨大生物が死んだらその遺体どうするの？ という意外とありそうでないお話。 巨大タンカーや超高層ビルの解体とは次元が違う。 解体したくとも硬すぎて解体のしようがない。 動いても動かな…続きを読む