不条理で理不尽な存在ゆえ

怪獣とは破壊と不条理の権化である。
権化であるが、人間でもある。
悩みを抱えるのは青春にはよくあること。
よくあることだが、何故スーツ作成からスーツアクターに至るのか。
確かに発散するには、何かしらの行動あるのみのトライアンドエラー。
間違っていないが、その過程で披露される知る人が知るニヤリとする怪獣知識、語られる愛。
そして怪獣とは何かという疑問を抱きながらも進む流れ。
怪獣とは確かに破壊と不条理の権化である。
権化であるが、所詮は力の一翼。
不条理で理不尽な力が如何なる結果を招くか、ご拝読あれ。

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