あった、確かにあった。あったのだが蓋を開ければ、シリアスとギャグがなんとまあ見事に折半して同居できている見事なバランスさ。普通は下手に混ぜるとこんがらがって変になるのだが、見事な緩急で違和感なくマッチさせている。読んでいる最中、思わずツッコンでしまった。いや、もうシリアスかギャグかセクハラするか、はっきりしなさいよ!まさに清濁併せ吞む作品である。