概要
彼氏彼女がいる奴を絶対許さない!と誓ったはずが…どうしてこうなった
高校生ヒロマルはある日「学級裁判」に引き摺り出され「モテる奴は悪」等の痛い発言を糾弾され謝罪を要求される。
だがヒロマルはこれを断固として拒否「モテない者に救いはない!」と叫びこれに呼応したクラスメイトの半数が蜂起、法廷はリア充軍vs非リア充軍の大乱闘と化した。
そんなこんなで学級崩壊を懸念したクラスメイト達はヒロマルに何とか彼女を作ろうと奔走、やがて一人の美少女が連れてこられる。それは……
だがヒロマルはこれを断固として拒否「モテない者に救いはない!」と叫びこれに呼応したクラスメイトの半数が蜂起、法廷はリア充軍vs非リア充軍の大乱闘と化した。
そんなこんなで学級崩壊を懸念したクラスメイト達はヒロマルに何とか彼女を作ろうと奔走、やがて一人の美少女が連れてこられる。それは……
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!騙されたと思って読んで! 気持ちよく騙してくれるから!!!
冒頭が、高校の学園祭で模擬結婚式で、実は裏に策略があって、当人に自覚がないのに花婿役って、何これ?????
と、初手から読者を混乱にたたき込む本作。もういいや……と思われるかもしれませんが、騙されたと思って読んで~~~~!!!
混乱から始まるプロローグを終えると、さらにハイテンションな本編が続きます。たたみかける展開はノンストップ。息つく暇がありません。キュンキュンしている余裕なんてありません。おかしいなぁ、恋愛のはずなのに、神妙になる瞬間がありゃしません……
登場するキャラクターもいずれもキャラが濃くて、身近に居たら困りますが、見ている分には笑えます。本当にフィクションで良かった(w…続きを読む - ★★★ Excellent!!!痛怪なエンタメの予感しかしない
怨嗟、慟哭、魂を震わせる愛憎怨怒の類はこの物語の作者のエンジン音である。自己と他己をひたぶるに燃やし焼き、残り残った消し炭を以て純白の理想というキャンパスを塗り犯していくように物語を紡ぐ断末魔にも似た芸術である。
笑いを嘲いに置き換えるような痛く怪しいエンタメの予感しかしないが、読者は作者の過去作品にそれだけではない光を見るだろう。あるいは泥濘じみた血河やもしれぬ。
人生の墓場であるといわれる結婚式(演)、そこでの「ちょっとまった」系の演出の流れ。だがしかし花嫁を略奪し脚光を浴びるべき主人公は雪隠詰めである。
なにゆえか。
作者ゆえか。
その答えはきっとコンテスト期間中の完結でわれら…続きを読む