珍しくない事件の数々、だが

誰かが死んだ。誰かが亡くなった、なんてニュース記事、別に珍しいものではない。
ただネットワークの普及により遠くの事件事故が目に付きやすくなっただけ。
そう、顔の見知らぬ誰かがの記事が流され、流れていくだけ。
そのはずなのに、縁もゆかりもないと思えば、どこからしら繋がっているときた。
本当に事件に縁もゆかりもない。ただ別に珍しくない事件ばかり。

ところがだ。数々の記事を読めば読むほど、背筋に寒気と違和感が走って来る。
まさか、いや、そんなはずはと疑念を抱かされる。
抱かされてしまう。接点なんてあるはずがない。
よくあるニュース記事の一幕だが、一部でしかないと気づかされてしまう。
この作品を読んでいるあなた、もし違和感が走ったら、各記事を二度読みするのをオススメしますよ。

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