男が希少生物となった世界でならば当然男はモテる!
それぞれ個性的な女性キャラとのあっま~い展開にドギマギするかと思えば、しっかりと不条理で理不尽な現実が存在する緩急をつけているときた。
男が少ないだけでゼロではない。
ゼロではないが、天然記念物とて繁殖能力がなければ無価値のように、子種を出せぬか否かで男の価値が決まってしまう。
男だからと無条件でモテるわけではない現実が必ず立ち塞がっている。
ただエロいわけでもモテモテだけでない他の作品と一線を画す創意工夫がしっかり仕込まれているときた。
甘かろうと苦みがしっかりと効いた作品ですわ。