キタハラ

ねえどーして？　すごくすごく好きなこと、ただ伝えたいだけなのに。 昔そんなヒット曲がありました。 今にして思えばその歌は、とても臆病でした。 「むちゃくちゃ好きやっちゅーねん！」…続きを読む

ゴブリンこんなにかわいいなんて！
こんなに素敵だなんて！
これは「共存」をテーマにした壮大な短編なのではあるまいか。

ネタバレしたら面白み減なのでいえませんが、第６話、衝撃！！

どうなるんだこの修学旅行は！

続き、楽しみにしています。
期待大です。

読んだ途端に楽しい……！ そうだ、まるで氷室冴子さんの小説みたい！ というのが第一印象です。 イキイキとした人物たちの七転八倒。ちょっと疲れたとき、読んでいただきたい。 あ、…続きを読む

何の気なしに読み出して、びっくりしました。 語り口が素晴らしいんです。 誰かに、ある思い出話をするときのテンションがとてもリアルでした。 まるでかなり最先端の演劇のセリフみたいだ、…続きを読む

連載分まで一気に読んでしまいました。 いつのまにか。 虚構をしっかりと練り上げている作品です。違う言葉で言うならば、高度な嘘(ありえないことをまるであるかのように思わせる！)。 …続きを読む

とてもよくできた、それこそ「にやり」とさせられる作品です。 このスマートな書きぶりと最後のとてもブラックな落とし方、かなりの手練れとお見受けします。 さっと読めて、なおかつモヤ…続きを読む

剣道がテーマというだけでかなり前のめりになって読んでしまいました。自分の趣味丸出しのコメントごめんなさい。 それはさておき、この作品は描かれていない細部すらパッと映像として思い浮か…続きを読む

大人になるって寂しくって、恋っていっていいのかわらないことって、まるで歯につく飴みたいだ。

すごくいい作品！

いつも同じことの繰り返しのような気がする。 このままトシを取っていくのかな。 人生に漠然とした不安を感じている。 世界はちょっとしたきっかけと、一歩足を踏み出すことで変わっていく…続きを読む

と思っていたら、自らもゾンビとなってました。
後戻りできません……。

読んでいて気持ちのいい文です。語りに節度があり、的確に射抜く。はっとさせられる。
これからも楽しみにしています。

いかくろかさんの短編は、「過剰と欠落」「個性とは」といったテーマを内包しています。 この作品では身長が高すぎる男が主人公です。 そしてオークションにかけることに。 なるほど、当たり…続きを読む

ん？ 何が起こっているんだ？ そう思いながら読み進めてみると、あれよあれよと謎の世界に。 海外の作家の優れた短編を読んだような……奇妙な味わい。 欠落とカルボナーラ、意味を考え…続きを読む

傑作すぎるので、カクヨムコンを受賞する前にキタハラコン受賞決定。
賞金は……いつか出会ったときなにか奢ります。

理想的な短編小説。
絶対読むべき。

17日後に別れると決めたカップル。思い出づくり。 決まってしまった(決めてしまった)こと、ゴールに向かって彼女は毎日を過ごす。 なんて理不尽な、でも、もしかしてわたしたちはこうなふ…続きを読む

とてもいい短編小説です。
するりと読めます。
するりと溢れ落ちてしまわないように、記憶しておきたい。そんな気分にさせられます。

自分というものがわからないまま生きた時代のことを思い出します。じゃあ今わかっているのかと問われたなら、「こんなふうだ」といちおう納得しただけなのかもしれません。 ときどき物語を読ん…続きを読む

日に焼けて茶色くなったコミック。この作品を読み終わり、敬老精神発揮して(？)、手に取ってしまいました。

さまざまな風習は、時を経ていったとき歪んだ形に変形してしまうのかもしれない。 そもそも人間がこんなに長生きになってしまったことだって、過去の人々からすれば驚きだろう。 働き続け、生…続きを読む

第1話を読んでからいきなりレビューを書くというのはどういうものだろうか、と一瞬迷いましたが、多くの読者の目に触れることのお手伝いができたらと思い書かせていただきます。 さて、この…続きを読む

それでは歌っていただきましょう、エントリーナンバー一番、キタハラさんで「ポテロン・ファンタジー」 (前奏) (なんか聞き取りにくいシャウト) どぁーきしめとうぁー こーこーろ…続きを読む

対話で物語がすすむ。 興味深い。 そして、あっと驚く仕掛けと、その仕掛けを乗り越えた笑顔がある。 少し、いぢわる。でもそれが、読者にとって小気味よい。 僕も実は名付けていただ…続きを読む

書評が好きです。 そして書評を書くのは難しい。 なにせその本を、読者におすすめするのであって、要約して知ったかのように錯覚させるわけではないのですから。 世の中にはそりゃもう本は…続きを読む

ぼくたちは、どうやらそこそこうまく暮らしているらしい。 しかし、世界は広く、ぼくたちの生活の向こうではなにかが進行している。 動き出した「運動」は止めることができない。 いちば…続きを読む

作品紹介を読んでいただければすぐおわかりかとおもいますが、このユーモアと人を食った語り口！ ニヤニヤは止まりません。 とんでもない苦境をとっぴなユーモアと奇跡でもって乗り越える。…続きを読む

これは私の友人から聞いた話です。 金持ちになりたいんだったら、金持ちのように振る舞うことが大事だそうで、友人は身なりを派手にして、(僕からすると)なんだかいけ好かないパーティーに…続きを読む

平成最後の夏だから、という衝動ではなく、平成最後の夏でも、変わることなく男と女は難しい。 なんて書いて見たけれど、この作品で描かれている男女関係の、残念なかんじ、というのはなかな…続きを読む

世の中にはまあ性懲りもないくらいにショートショートっちゅうもんがございまして、いうなればショートショート戦国時代といったていでございます。 みんなショートショート書く書く。 ほんで…続きを読む

「この国には何でもある。だが、『希望』だけがない。」 って昔読んだ小説にあった。 僕たちはいまいる場所で、躍起になっている。希望がないからだ。 では希望とはなんだろう。 三年後…続きを読む

ファンタジーとは、現実を忘れさせるものではありません。ファンタジーとは現実そのものです。現実を、別の形に移した置き換えたものです。 だからこそ、その世界観や作者の目線は、書かれた時…続きを読む

あのとき自分はどんな風に思って、どのように世界を眺めていたんだろうか？ そんなことを考えます。 小さな頃から住んでいる町で、夜、帰り道、同じ公園、同じ店。でも微妙に違う。変わって…続きを読む

非常にシンプル、かつ的確。 ショートショートの手本という趣があります。 読者という他人の想像力を誘導する筆の流れに、うまいなと感じました。 ちょっと古くさいたとえですが「世に…続きを読む

この作品を読んで、さまざまな作家、先行テキストを思い浮かべました。それでいながら、「なんて独特なんだろう！」と思わずにはいられなかった。 まずは、読んでいただきたい。 ここに描…続きを読む

一緒にヒーローやろうぜ！ なんと刺激的な誘いなんだろうか(笑)。 しかし毒島、よくあるラノベの無気力な主人公のごとく、ツッコミを入れながらもかわすかわす。 かなりテンポよく、…続きを読む

「私の奥に閉じ込めていた私を、閉じ込め続ける事をやめた」 小説にはそんな力がある。 物語を読んで、その世界に浸って、そして自分もまた、「魔法使い」である（だってすでになっている）…続きを読む

失う(捨てる)からこそ得られるものがある。 だ、なんて悲しいことだと思う。 でも、なぜでしょうか。人生にはそういう局面がたびたび起きてしまう。 大切なものを失ったとして、それより…続きを読む

めちゃくちゃセンスいい、と思います。 ポテろんぐ作品の、次の行でなにが起きるかわからない、というか含み笑い起こしてしまう文の運びが大好きです。 ↑ なんだかアホみたいな感想で申し訳…続きを読む

学生時代、誰からも「気がつかれなかった」存在である僕は、代官山という異世界(彼にとっての)で、新たな生活を始めます。 代官山という奇妙な町を丁寧に描きながら、ひとりの青年が、人々…続きを読む

大学生とアニメの話をしていたときのこと。 「いや僕はね、『エヴァ』と『少女革命ウテナ』にめちゃくちゃ影響を受けてだね……」 「へー、エヴァ、パチにもなってるし有名ですよね、で今期の…続きを読む

どういうオチが待っているんだ？ と期待しながら読ませていただきました。

的確な文の運びで読みやすく、ぐいぐい惹きつけられます。

こういう作品、大好きです。