モルガナイトの夜

作者 花楽下 嘩喃

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★★★ Excellent!!!

失う(捨てる)からこそ得られるものがある。
だ、なんて悲しいことだと思う。
でも、なぜでしょうか。人生にはそういう局面がたびたび起きてしまう。

大切なものを失ったとして、それより少しだけおおく、なにかを得られることができたなら。
そう願わずにはいられない。
ではそのサイズをどう測ることができるのでしょうか。
幸福と悲しみは、同席していることがあります。それをせつないと呼ぶのではないでしょうか。

丁寧なせつなさが、ここにあります。

★★ Very Good!!

恋愛小説が読みたいんです!(ラブコメも募集!)企画からお邪魔しました。
最初から最後まで徹底して紡がれる強い想いにうちひしがれ、ウルウルしてしまいました。
それにしてもジュエリーの専門知識の凄いこと!
私が疎いだけかもしれませんが、素直に感服です。
あと性描写の部分が美しくてあまりそういうシーンを書かない私には凄く勉強になりました!

お話は作中で回想があり、完結後のあとにも付け足されたのか若干前後するところはありますが読みづらいこともなく
とてもまとまった短編だと思います。

★★ Very Good!!

白蝋化していく彼女と、それを見守る男女の想い…。描写が上手で筆力がある作者さまなので、物語を読んで想像する楽しみを与えてくださいます。
題材も幻想的で魅力的なので、短編にするのはもったいないと思います。長編で読んでみたいなあ、というのが正直な感想です。