誘買い犯

作者 ポテろんぐ

84

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★★★ Excellent!!!

ポテろんぐ様の傑作「誘買い犯」。
以前に一度読んだ時に印象に残っておりまして……この度、再度読みかえしてみました。

なんと!
「息子を返してほしいなら、ありったけのお金をかき集めてこい!」ではなく「制限時間内に用意されているお金を使いきれ!」とは、普通の(?)誘拐犯のお話ではありません。

主人公も普段なら(息子を人質に取られていない状態なら)うれしい&大切なものでしかないお金が……それも”超大金”が、ノルマクリアごとに”時間内に消費しなければいけない単なる紙切れ”と化していくように思えました。

そして、最後のオチには、うなりました。
まさに”なるほど。”と!

最後まで目が離せない見事な構成のサスペンスです。
そして、一連の流れに”一本の信念が通っていた”ことを、その最後に突き付けられるサスペンスでもあります。

★★★ Excellent!!!

突如として巻き込まれた不可思議な事件に、男は戸惑いながらも最愛の息子のために札束を抱えて奔走する。

まるでハリウッドのクライムサスペンスのような展開が、この短い文章のなかで躍動する。

決して最後まで気が抜けないストーリー。

あなたはこの結末を予想できたか?

読んで損はしない、そんな作品に出会えるのは人生において稀である。

ぜひ本作をお手にとっていただきたい。

★★★ Excellent!!!

子供を返して欲しくば制限時間内に大金を使い切れ!、と言う誘拐犯からの難易度の高い要求に翻弄される主人公。

楽してお金がほしいけど、こうなったら胃が痛そう…!
そして、犯人の意図は一体…!?
と、ドキドキと推理・想像しながら楽しめる作品です!

★★★ Excellent!!!

お金が雨のように降ってほしい。それは誰もが抱く願望だ。だが、いざ使うとなると、貯金のことを考えて躊躇うものだ。主人公が金を使わなければならない状況が面白い。

主人公が強制的に大金を使わされるうちに、読者の思考も麻痺していく。

読み終わった後にスリルが心地よくなる。そんな毒がいとおしくなる作品だ。