概要
【第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 カクヨム賞 投票受付中】
今作は第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の最終候補作です。
一般投票による「カクヨム賞」選出のために、応募時の原稿そのままの形で掲載しています。
「カクヨム賞」は下記Googleフォームよりどなたも投票頂けます。投票〆切は4/11です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfwK6rKOFxGTcOSTjVKvMJJH1xf60npyDOoJunzIyp88sTA/viewform
【カクヨム賞の詳細はこちら】
https://kakuyomu.jp/info/entry/yokomizohorror44_secondary_selection
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【作品あらすじ】
二〇一〇年二月、梅ヶ丘署
一般投票による「カクヨム賞」選出のために、応募時の原稿そのままの形で掲載しています。
「カクヨム賞」は下記Googleフォームよりどなたも投票頂けます。投票〆切は4/11です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfwK6rKOFxGTcOSTjVKvMJJH1xf60npyDOoJunzIyp88sTA/viewform
【カクヨム賞の詳細はこちら】
https://kakuyomu.jp/info/entry/yokomizohorror44_secondary_selection
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【作品あらすじ】
二〇一〇年二月、梅ヶ丘署
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!孤独に真実を追い求める本格ミステリー
凶悪な強盗事件を起こした挙句に、5人の命が奪われることになった自動車事故を引き起こした、藤池光彦。
彼の墓を訪れた徹の前に、藤池の父、稔が現れる。
藤池光彦が起こした事故は、当時警官だった徹が追跡中に起きた出来事で、2人は法廷で顔を合わせていた。そのことがきっかけで藤池家に呼ばれた徹は、事件をもう一度調べ直してほしいと懇願される。
断りきれずに、ひとりで再捜査を始めた徹は、思いもよらない真実を知ることになる——。
徹は、間違ったことはしていないと思っていても、自分が追跡をしたことで事故が起きてしまったのではないかと、自分を責め続けています。
そんな徹に、事件をもう一度調べ直して…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一面が集まり多面となる。事件と人間を暴く、胸をつくミステリー
読み進めながらタイトルの「責」が幾度も思い出されました。
物語は、同一人物に複数の視線を向けることで、その人自身の本心や、周囲からどう捉えられているかといったことを明らかにしていきます。本人の心こそがその人物の真実ではありますが、他人の目に映っているその人物もまた、たとえ本人の心と違っていても、周囲にとっては紛れもない真実です。また、理性や客観的な事実等があっても、人間とは時に、自分の心・主観からは逃れられない存在なのだと思いました。そして、その心も入り組んでいるのだと思いました。
いくつもの主観的・客観的現実が絡み合い、広がっていく物語は見事でした。事件は加害者、被害者といった当事者だけで…続きを読む