概要
【第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 カクヨム賞 投票受付中】
今作は第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の最終候補作です。
一般投票による「カクヨム賞」選出のために、応募時の原稿そのままの形で掲載しています。
「カクヨム賞」は下記Googleフォームよりどなたも投票頂けます。投票〆切は4/11です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfwK6rKOFxGTcOSTjVKvMJJH1xf60npyDOoJunzIyp88sTA/viewform
【カクヨム賞の詳細はこちら】
https://kakuyomu.jp/info/entry/yokomizohorror44_secondary_selection
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【作品あらすじ】
農水官僚である谷原は、監
一般投票による「カクヨム賞」選出のために、応募時の原稿そのままの形で掲載しています。
「カクヨム賞」は下記Googleフォームよりどなたも投票頂けます。投票〆切は4/11です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdAfwK6rKOFxGTcOSTjVKvMJJH1xf60npyDOoJunzIyp88sTA/viewform
【カクヨム賞の詳細はこちら】
https://kakuyomu.jp/info/entry/yokomizohorror44_secondary_selection
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【作品あらすじ】
農水官僚である谷原は、監
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!田舎のおそろしい風習と、神への畏怖
主人公の谷原は農林水産省の官僚として、ある町を訪れる。それは楽な出張のはずだった。
朝比町は自然が豊かで、長閑な町だ。最初は観光気分で視察をしていた谷原だったが、田んぼを見た際に違和感を覚える。そこには御幣(ごへい)が刺さっており案内役は『神様が落ちてくる』と説明した。
御幣に悪寒を感じた谷原は、さらにその夜、稲光の中に何かがいるのを見てしまい恐怖する。
見てはいけないものを見てしまった、と混乱している谷原の前に現れたのは、日置という女性警察官。姪が死んでしまった理由を知りたいという彼女と共に、朝比町の隠された真実を探っていく——。
風習系のホラー小説は、ただ残酷なものも多いのです…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人物や描写全てに必要性と説得力を感じる、知識に裏付けられた民俗ホラミス
冒頭から引き込まれました。目の前に実際に広がるような鮮やかな情景描写、行ってはならない領域に匂いと共に足を踏み入れていく感覚。これからの展開を示唆する、物語の魅力が詰まった導入だと感じました。
理由、理屈、理性。そういったものが物語を通して印象的でした。
言い伝えや霊などは人の心が作ったものであり、科学的に解き明かすことができるでしょう。しかし現代であっても、人は自分の心から「こじつけ」を生み出し続けているのではないでしょうか。頭ではわかっているけど理由をつけて自分の気持ちを優先させる、偶然が続くとそこに意味を感じる、辻褄を合わせたがる等も、そういった類いなのではないでしょうか。
また、身…続きを読む