見るからに怪しげな怪談師が「今から怖い話しまっせ」と語るような文体ではなく、例えば会社の同僚が「この前、変なことがあってさぁ」と話し出すような感じで書かれる本作。雑談中にスルッと出される怪談ならではの怖さといいますか、心の準備をしていないがゆえに受け取る側の恐怖が何倍にも膨らむようなノーモーション怪談。そんな感想を抱きながら読ませていただいてます😌
短いのに充分な程ヒヤっとします!あとぐされとかずっとモヤモヤする話じゃなくて、夏休みに家に来てた親戚の叔父さんが話してくれるみたいな?親しみやすい話ばかりです!
さくっと読める短さなのにゾッとするような怖さや不快感、嫌悪感…身近でありそうな出来事も多く、日常のふとした瞬間に思い出してしまいそうな話ばかり最高〜〜〜!!!!
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