幼馴染の【魔女】から好きな人が出来たと相談されたが、その相手はどうやら俺の事らしい

※改題しました

神尾出雲には幼馴染が居た。

美空月夜
【天才】という称号すら陳腐に思える程の頭脳を持つ美少女。彼女は【魔女】と呼ばれていた。しかし、彼女は頭が良すぎるあまり、中学生ながらに父に連れられて学会や海外へ行って忙しい生活を送る。そのせいで二人は疎遠になってしまった。
そして、二人は高校生になる。なんと同じ高校、同じクラスに。
また出雲と仲良くしたい月夜だが、出雲は彼女を避け続ける。

ある日、ついに彼女の策略にハマって生物室にて話しかけられる。

そこで、出雲は彼女から『恋愛相談』を受ける事となる。

しかしその事態は斜め上の方向へと向かうようで……？

「その人、名前はなんて言うんだ？」
「【因幡の白兎】さん、って人だね」
「ん？」

それって俺の事じゃねえか！？

月夜に翻弄される出雲。月夜の想いは何処に……。