概要
お嬢さま、森でこんな少女を拾ったのですが。
不世出の大魔法士と呼ばれた“駆龍侯”ガラム・バラウールを父に持つクリオは、父の急死によって、唐突に貴族としての地位を奪われてしまった。そんな彼女に国王リュシアン三世が提示してきたのは、王国軍のエリートたちを養成する王立陸軍学校――通称“ゼクソール”に入学し、優秀な成績を修めて首席で卒業すれば、バラウール家の再興を認めるというもの。持ち前の反骨精神に火がついたクリオは、挑発的な国王の提案に乗り、ゼクソール入学を決意する。
そんな彼女をささえるのは、クリオの従者であり、幼馴染みでもあるユーリック・ドゼー。ユーリックは幼い頃に腐れの病で両手両足を失っていたが、今はクリオが魔法で作り出したゴーレムの手足を身につけて暮らしている。自分が人並みに生きていけるのはクリオのおかげという意識のあるユーリックは
そんな彼女をささえるのは、クリオの従者であり、幼馴染みでもあるユーリック・ドゼー。ユーリックは幼い頃に腐れの病で両手両足を失っていたが、今はクリオが魔法で作り出したゴーレムの手足を身につけて暮らしている。自分が人並みに生きていけるのはクリオのおかげという意識のあるユーリックは
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