学園ミステリと若き探偵は永遠に

中学や高校で青春を謳歌する若き名探偵達。彼ら彼女らが一つに集うとき、新たな不思議が生まれる！？
・それはよくある朝の通学風景。トーストくわえて走っていると、角を曲がるや、ごっつんこ。最早ネタでしか使われないようなありふれたシーンからスタートする、探偵志望の学生達が歩む青春ストーリー（「食パンは人とぶつかるためにあるんじゃない」）。
・“僕”が高校生になって入った推理研は、推理小説を研究するだけの会ではなかった。この手のサークルで部長が癖強なのはお約束だろうけれども、それにしてもこんなツンデレ、初めて見たよ（「『密室殺人の犯人は何と刑事で、トリックは針と糸！』」）。