椿～花燃ゆる～

政略結婚で夫婦となった椿と春正。だが二人の仲は、周囲が呆れるほどむつまじい。
そこへ主君の末娘が、椿と離縁して、自分を妻に迎えるよう要求してきた。
　
断りたい春正は、戦で危険を冒し、負傷してしまう。
春正を助けるため、椿は人ならざるものと取り引きする。その代償として、全身が焼けただれた姿となってしまう。
それでも彼女を愛する春正だが、代償は彼の身にも降り注いでいた。
自分が傍にいることで彼の命を縮めてしまうと知った椿は、春正のもとから去るのだが──
　
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妖が存在する戦国風の異世界を舞台にした、和風ファンタジー。
　　
※なろうさんにも掲載しています。