概要
読んでくださってありがとうございます、感謝します ー縦読み推奨ー
この本は、中国の宋の時代の朱熹という人の書いた、『小學』という本の注への注釈を意訳(超訳)したものです。正確には『小學』を書いたのは朱熹のお弟子さんがほとんどの部分を書いていて、それもアンソロジー(編著)で、それこそ名言集のような感じで、あちこちの書から思想の断片を集めています。
ただ男尊女卑です、封建制です、君主、絶対です。注釈を書いた学者さんは中村|惕斎《てきさい》という素晴らしい学者さんですが、江戸時代の元禄の人です。幕府、絶対の時代です。この本を読んで何になるのか?、私自身は、この『小學』を読んで、このままを信じていたことがありました。『菜根譚』を読んでからは、ああ、これは一つの考えなんだね、と言えるようになりましたが…、それまでは凝り固まった偏見まじりの考え方をしていたかもし
ただ男尊女卑です、封建制です、君主、絶対です。注釈を書いた学者さんは中村|惕斎《てきさい》という素晴らしい学者さんですが、江戸時代の元禄の人です。幕府、絶対の時代です。この本を読んで何になるのか?、私自身は、この『小學』を読んで、このままを信じていたことがありました。『菜根譚』を読んでからは、ああ、これは一つの考えなんだね、と言えるようになりましたが…、それまでは凝り固まった偏見まじりの考え方をしていたかもし