内編
「内篇」について
『示蒙句解』による「内篇」の紹介
書籍ひとくさり(一齣)を一篇と云う。この書(『小學』)、朱子の制作のはじめは二篇であった。上を内篇とし、下を外篇とした。上篇・下篇といわずして內篇・外篇と云ったのは、上篇にしるす所は、小學のもと(元)である、下篇にしるす所は小學のすえ(末)であれば、內より外にいでる(出でる)義(意味)があるによって、上・下といわずして、内・外と云うのである。
ー 『小學句讀』の注への『示蒙句解』による注 ー
「內篇有四(內篇、四つ有り)」とは、內篇を四篇にわけて、立教・明倫・敬身・稽古と名づけたのである。「虞」とは、帝舜の世の國號である、「夏・商・周」の義は前に見えている、「綱」の字義も前に見えている。「實立教明倫敬身(立教・明倫・敬身を
立教・明倫・敬身の三つは小學の三綱領である、そして立教は、また明倫・敬身の教えを立てるにすぎない。明倫の目が五つあり、父子・君臣・夫婦・長幼・朋友である。敬身の目が四つあり、心術・威儀・衣服・飮食である、この九つは、小學の九條目である。
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『小學示蒙句解』(私家版・超訳) 中西 魯な(rona736) @rona736
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