恋愛小説はリズムと距離感とタイミングだと思っている私ですが、とても調和の取れた作品です。没個性的な主人公が徐々に彩りに染まっていく流れがとても素敵な作品ですよ。
平穏でかけがのないそして、優しくてでも、巻き戻しはできないそんな時間。ぜひ、最後まで読んで欲しい。この時間はかけがえがなくて、この時間は本当に愛しいとそう思えるはずだから。多くは書けません。ネタバレはイヤだから。でも優しい筆致で描かれる「君との平穏な時間」振り返ったら、きっと全部が愛しくなる
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