第八話 激戦、その後

交渉の結果、開戦後帝国艦隊を国防軍配下にすることを条件に参戦した。


大和の46サンチ砲の威力はすさまじくあっけなく敵戦艦群を撃破し補助艦艇は自衛艦隊の速射砲によって撃破した。 


第二次坊ノ岬沖海戦結果

敵艦隊全艦撃破(数が多く把握しきれない)

大和、矢矧中破 雪風を除く駆逐艦隊全艦大破

自衛艦隊全艦無傷


この事はすぐさま転移の報告と共に国民に公表され呉港で帝国艦隊は多くの国民と天皇陛下に迎えられた。


「そうか、秘匿艦隊を出すまでもなかったか。」

「はい。」

「帝国艦隊はどうするつもりだ。」

大和、矢矧、雪風はいいものの他の艦たちは大破、沈没寸前であった。

「大和、矢矧、雪風は現代化改修を行い特別艦隊とします。どうやらこの世界は物騒で砲艦外交が当たり前のようですしね。」

その他の艦をどうするつもりか聞こうとしたとき、

「その他の艦は三笠のようにコンクリートで固定させます。」

それが適当なところだろう。

「わかった。」


転移後最初の日本国の試練は終わった。






その時、この世界最強の現代艦隊が日本列島に迫ってきていた。

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