第四章 日本国と南央洋中央条約機構
第一話 転移後の日本
海上自衛隊に出撃命令が下された後、総理達はどんな行動を起こしたのだろうか。
そう、会見である。
「本日日本国政府より国民の皆様及び滞在外国人の方々に重大な発表があります」既に外国との連絡が取れなくなっていることなど何かがあったことは多くの人が感じていた。そこに内閣官房長官
「お待たせしました。先程まで危機管理センターにいた事で事の重大さをご理解頂きたい。」
そう言われてしまえば報道陣は何も言えない。まあもともと報道中立法で余計な事は出来ないが。
「まず初めに、先程首相命として国防軍海上自衛隊が出撃し敵艦隊と迎撃戦を行っております。また現在総理は皇居に向かっており、治安維持法制定後初の全国治安維持活動を行うことをお知らせに参っております。」
ここで一つ官房長官は言葉を切った。
「そして最も重要なことは、我が国は転移したとみられるということです。」
なんかここで書くのひさしぶりです。
小山哲は日本国第3代内閣総理大臣 片山哲さんが元ネタです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます