第四話 第二次坊ノ岬沖海戦

14時24分 第一航空群のF-3D戦闘機が敵空母艦載機と交戦。

性能の差で圧倒し海域航空優勢は国防軍側となる。

その後同じく第一航空群所属のB-s2攻撃機が敵艦隊を攻撃、空母5隻、巡洋艦10隻

駆逐艦21隻を撃沈。戦艦2隻を中破させるも敵艦隊は変わらず日本列島に近づいていた。なお輸送船団はかなり後方にいたため攻撃の必要を認めず攻撃しなかった。



14時56分 第二護衛隊群 旗艦 しなの

「海東群司令」

「ああ、頼む」

『CDCより艦上待機中の各隊へ、最終確認終了次第順に発艦せよ。』


「これでどこまで敵艦隊を減らせるかだな。」


先程の航空群の攻撃で戦艦は空対艦ミサイルを少なくとも1発は耐える事が分かっているんだ、今回の攻撃では戦艦には3発撃つように伝えてあるが。


「攻撃機隊隊長より連絡、一機の被撃墜ショットダウンもなく攻撃成功。戦艦は空対艦ミサイルを2発まで耐える模様。」


2発か、艦対艦ミサイルもそうだとしたら圧倒的に絶対数が足りないぞ。そういいたく気持ちを抑え海東は群司令としての役割を果たすべく行動を開始する。


「全航空機の空対艦ミサイルは撃ち尽くしたか?。」

「いいえ、まだ予備がしなのにあります。」

「ではすぐさま出撃せよ。」

「了解」


30分後第二護衛隊群及び第一航空群が保有するすべての空対艦ミサイルを撃ち尽くした。



「しなのCICから第二護衛隊群各艦へ、艦対艦ミサイルにて敵艦隊を攻撃する。優先目標は戦艦だ、戦艦には2発は必ず撃て。巡洋艦と駆逐艦は魚雷にて処理する。」

「了解」


第二護衛隊群所属 ふそう型ミサイル巡洋艦 せっつ CIC

「対艦戦闘用意」

「対艦戦闘よーい」

「SSM、VLS1番から30番攻撃用意」

「目標諸元入力よし」

「SSM、攻撃用意完了スタンバイ

「SSM攻撃始め」

「SSMこーげき始め」

物凄い警報音と共にせっつから30発ものSSMが発射された。

「マークインターセプトまで10、9、8、7、6、5、4、3、マークインターセプト」

「SSM1番から30番まで全弾命中ターゲットキル」

「戦果は戦艦3隻爆沈6隻撃沈です。」

「まだまだ戦艦がいるのか」

「はい」

「仕方ない。次弾装填、二次攻撃を開始する。」



まだまだ敵艦隊は残っていた。






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