第一話 加盟の検討

日本国国会では先日訪れた南央洋中央条約機構の加盟の要請はどうするか、

政府側はこれを受けるつもりであったが、野党が慎重にやるべきだという姿勢を出したために毎日激論が交わされていた。


「だからですね、いくら我が国が地球で経済帝国を目指し努力してよくなっていたとしても、現代国家として必要な資源や経済を維持するためには貿易相手が必要なのです」

「だとしても、加盟はまだ早いと言っているのです。他のこの世界の大国と話しをしてからでもよいのではないのですか?」

「政府としてもその必要性は分かっておりますが、まだ正確なこの世界の地図が分かっておらず、それはまた困難だと考えています」

「ですが、それこそ南央洋中央条約機構に案内役を務めてもらえばいいいのでは」


最初はなかなか妥協点が見いだせなかったものの、加盟したうえでこの世界の

中心国家である神聖日光皇国へ使節を派遣することで折りあいがついた。

この世界線の日本の議会ではまともな議論が行われたと言えるだろう。







短くなってしまい申し訳ありません。もしかしたらこの話は小話として扱うかもしれません。

また、近況ノートで書いたようにペースが落ちますが理由は時期で察してください。

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