第36話影響

学校につき、教室に入る。

やたらと騒いでいる。


何かあった?


でも、気にしないでおこう。

先生が来るまで、すこし寝よう。


お休み現実の世界。

少しの間、夢の世界へ行ってきます。


でも、その世界から帰ってくるのは、自分の意思ではなく、第3者によって、

強制帰還をさせられる。


隣の席の女子に、起こされて起きる。


「えー、知っていると思うが・・・」

先生が話しだす。


「コロナの影響で、しばらく休校となった」


時代が話に追いついてしまった。


こうして、帰宅する。

途中で、ルナさんと合流した。


「太陽くん、大変だね。人間は?」

「月にはないのか?」

「うん。輸出しないでね」


出来ません。


手には、ルナさんから預かった姉への荷物がある。


「ルナさん、これ何?」

「女の子同士の内緒・・・といいたいけど・・・」

「けど?」

「もう話してもいいわね」


どんな話だろう。


「実は、私は君の家で同居させてもらうことになりました」


時が止まった。


「だから、私は太陽くんと、陽子さんと、一緒に暮らすの?」

「なら、この荷物は?」

「私の私物。当面のね」


それ、まずいって・・・

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