第32話 帰り道

ルナちゃんの部屋(と思う)に、灯りがついた。

窓を開けて、手をふっている。


人間の姿だ。


さてと、帰りますか・・・


自宅へと向かう。

帰りに自販機で、紅茶を買った。


その場で飲んで、ゴミ箱に捨てた。


「もう一本買うか」

缶紅茶が落ちてくる。


それを取って、家に向かう。


当たり付きのルーレットがあるが、どうせ外れるだろう。


ピロピロ


当たったのか?


「当たりましたよ」

後から、子供の声がする。


「あげるよ」

「いいんですか?」

「うん」

「ありがとうございます」


何かを押したようだ。


いい事には・・・ならないか?


月がとってもあおいから、遠回りして帰ろう・・・

って、姉がうるさいか・・・


さてと、明日はどうなりますか・・・

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