第24話 価値
「混んでるね」
「うん」
「暑いね」
「うん」
「私、奇麗?」
「うん」
ひつまぶしは、名古屋名産。
人気の店は、行列ができるときいていたが、
とても、長い。
僕は、並んでまでは食べなくない主義だが・・・
ルナさんは、違うようだ。
「予約しなくても、すぐに食べられると思ったのにな・・・」
ルナさん、まだ日本人を理解していないです。
「あと、どのくらいかな、太陽くん」
「1時間くらいかな・・・」
「そんなものか・・・楽しみ」
僕は、30分も並びたくありません。
これで不味けりゃ詐欺だ・・・
ていえば、失礼か・・・
「太陽くん、調べておいてよ」
事前に教えてくれてたら、調べます。
一応は・・・
「太陽くん、スマホは?」
「充電切れ」
「私も・・・」
浜名湖にもあったと思うが、なぜ名古屋まで来た・・・
「太陽くん。鈍感だね」
何がですか・・・
淡い考えはしないでおこう・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます