月の伝説

第38話家族

姉とルナさんは、即効で打ち解けた。

まあ、何度かあっているし・・・

女同士は、仲良くなるか、敵対するかの、どっちか・・・

中間はあまりない。

僕の観点だが・・・

「太陽ちゃん、買い物行ってきて」

「閉まってる」

姉の問いに応える。

「コンビニなら、空いている」

「栄養偏る。」

「食べ物じゃないわ」

「じゃあ、何？」

「飲み物」

諭吉さんを一枚渡された。

景気のいい事で・・・

そろそろお別れなんだがな・・・

残しておこうか？

将来価値が出そうだ。

「太陽くん」

「何？」

「福沢諭吉って、何した人」

「慶応大学作った人」

「他には？」

「授業に体育を入れた人」

「それから？」

「女性にパンティはくように勧めた人」

「本当に？」

最後のは自信がない。

「ほら、早く行ってｋる」

姉にせかされる。

仕方なく家を出た。

外から部屋を覗いた。

何やら会話をしている。

まあ、仲良くやってほしい。