自衛隊にいた頃のお話

@zhg-s

プロローグ

自分は学校で友人達と窓にもたれ掛かりながら会話をしていた。

「お前、○○見た?あれ面白くね?」

「まだ見てないんだよなあ」

今となっては詳しい内容は思い出せないが外を見ながら雑談にふけっていた。

「そういえば倉岡ってさあ」

ん?倉岡って誰だ?

「こないだ岩木が言ってたんだけどさあ」

岩木なんて俺は知らないぞ

…いや俺は倉岡も岩木も知ってるぞ でもあいつらは

そう考えた次の瞬間空間がグニャリと変形した

「…夢か」

自分は現実に引き戻された。教育期間中の下っ端自衛官という現実に。

時刻は0555、あと数分でまた1日が始まる。

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