二本立てです。

B基地へ見学に行くこととなりました。移動手段はバスです。予備自補の時にも他所への見学があったのですが、その時は荷台に粗末な長椅子がついたトラックで移動だったので雲泥の差です。

B基地では所在している各部隊を訪れ説明を受けたり見学をしたりしました。

「すみません、ここもうすぐ撮影始まるんで次のとこ行ってもらえますか？」当時は某ドラマの撮影してたんですよね。帰りは新○結衣を一瞬だけでも見ようと皆でバスの窓にへばりついたのを覚えています。

あと某部隊の説明役のロードマスターが糞態度悪くて幹部や空曹があきれてましたね。あとで部隊に苦情がいったそうです。

食事もこの基地でとりました。

「いいか？ここの飯は糞まずいからな。」「チャレンジ飯ってのがあるがここの基地のチャレンジ飯は給養がチャレンジするんじゃなくて俺達が食えるかどうかチャレンジするもんだからな」原隊がこの基地の海山班長が言いました。しかし食事はむしろおいしい方でした。

「お前ら騙されてるぞ！」後で知ったのですがやはりこの基地の普段の飯はまずいらしいです。運が良かったです。

某日、幹候二次試験の合格発表の日となりました。

「幹部候補生試験受験者は事務室に集合」放送が流れ事務室に向かいます。

「では今から番号を読み上げる。読まれた者は前に出るように。」うわなにこれ緊張する

番号が読み上げられていきます。

「○○空飛1111」

「あ、俺です」なんとまさかのM 君合格。革靴を忘れ前日にビールまで飲んで合格まで勝ち取るとはお前はチーターか

「○○空飛2222」あ、まさかの自分も二次試験通過です。まさかの顔パスです。ベルト忘れたのに、飛行は適性さえあればいいみたいですね。

かなりの人数が削られました。選抜された感じでまだ三次試験すらしてないのに完全にその気になってしまいました。しかし一緒に受けたメンバーの内忘れ物した人間だけが受かるとか世の中よくわからんものです。

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