第46話 部隊配属
部隊へ配属となりました。まずは総括班というところで教育を受けます。待機時間中にとある1曹の方がやって来ました。
「自己紹介の時はW士長やM士長のように頑張ります!って言えばうけるぞ(笑)」まあ意味は後で知りましたがお察しください。結局使いませんでしたが。
教育と書き物だけでその日は終わりました。営内へ移動です。自衛隊では寝泊まりしている隊舎やその空間をこう呼びます。自分の内務班の部屋つまりこれから寝泊まりする部屋を案内され入りました。
ん?何故か車のタイヤが部屋の中に四本も積まれています。ガレージかな? 内務班長の車のタイヤだそうです。内務班は自分含めて四人部屋でいきなりガンつけたり殴りかかったりしてくるような人どころか優しい方達でよかったです。退職するまでに部屋の人間が入れ替わったり内務班自体が再編されたりしますが予備自補時代から自衛隊中途退職まで短い期間でしたが内務班のくじ運だけはよかったです。
翌日は書き物の続きをし、午後からはA小隊へ配属された記憶があります。その日は小隊先任と隊内の各小隊班へ挨拶回りをして終わりました。明日から仕事です。ちなみに職場から営内までは3kmも離れているので皆自転車や車で移動します。当然自分は車は持ってないので自転車通勤です。あと一応通勤手当もあたりましたね。
上空をたびたびT-4が飛んでいきます。あれはT-7みたいなオモチャよりもっとすごいんだろうなあ そんなことを思いながら帰りました。
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