第68話 さらば糞銃剣道

再開しますとは言ったものの書くこともすくないので自分が死ぬほど嫌いな足軽ごっこの最後の思い出を書いていきます。また、もう4年も前の話になるため所々記憶違いがある旨ご了承ください。


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訓練係空曹「○○、お前4月から銃剣道訓練な」

僕「…あ、はい…」

銃剣道の訓練にアサインされてしまった。何がいけなかったのか単に空士だから順番が回ってきただけと言えばそうなのだが昨年の飲み会で酔った勢いで足軽ごっこの真似事をしてこの自衛隊連中が信奉する武道を侮辱してしまったのがいけなかったのかそうでないのかは今となってはわからない。

まさか銃剣道にまた遭遇するとは思わなかった自分。「今年こそ絶対辞めてやる」まあ実際この年で辞めるんですけどね。



銃剣道訓練というのは6~7月頃に基地内で銃剣道の大会があるのでそれに備えて各群ごとに行う練習のことです。ちなみに午前中まるごとこれで潰れます。午後からは普通に仕事です。


さて3ヶ月にも及ぶ暑くて臭くて痛い日々も終わりとうとう大会です。

まあ結論言いますと自分は自ら辞退して応援に回りました。

「えー、訓練して大会出ないの?」

大半の隊員には理解し難いらしいが自分はこの足軽ごっこが非常に嫌いで一秒でも早く逃げ出したかったしそもそも明日には退職することを公にするからどうでも良かったんですね。


そんなこんなで銃剣道と無事さよならしたのでした。

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