雀

タイトルはセンセーショナルですが、とても真面目な話です。 センシティブな内容なので誰かに相談するということをためらう人もいるだろうし、仮に相談を受けたとしても受け手側も知識はおそら…続きを読む

こちらタイトルの通り、小学校の教科書に載っている名作を大人が読んで感想を書く、というものです。 正直、私は名作なのに忘れている、もしくは知らないものが多かったですが、仮に私のような…続きを読む

本作品はホラーであるが、今のところ怪奇現象は少なめである。 どちらかというと人怖系、サイコホラーである。 そして物語は冒頭から不穏さ全開で始まり、それがむしろ潔い。 そもそも文学と…続きを読む

トイレの怖い話なんて、んなベタな……と思ったそこのあなた。 全然違います。 船の中ならではのオチが待っています。 さすが「ウチのクセモノ」シリーズを書く作者様。 どこまでも持ってま…続きを読む

普段、人ならざるものを色々と執筆されている作者様。 いつもドキッとしたりゾワッとしたりしていますが、今回もドキッとさせて頂きました。 ただ今作はいつもと趣が少し違って「おお、そうい…続きを読む

夏休みで田舎のおばあちゃん家に泊まりに行った主人公は、毎年楽しみにしている神社の夏祭りにおばあちゃんと出かけます。 ところが何故か二人で異界に迷い込み……??? 最後まで読むと謎…続きを読む

作者様も概要欄で仰っている通りグレー……な話です。 すごくモヤモヤします。 実は以前からこういったことがあるとは聞いていました。 で、今回こちらの作者様は実際体験されてしまったと…続きを読む

概要欄にあるように今、一番旬な男、深川我無様 『邪祓師の腹痛さん』は6月に書籍化、『Case × 祓魔師【ケースバイエクソシスト】』はカクヨムコン9のホラー部門で特別賞を受賞されま…続きを読む

読み終えた瞬間、大満足でした。 こんな風に母を描かれたら、もう何も言うことがないです。 ここに出てくる皇帝はナポレオンですが、皇太后と皇帝としてではなく、普通の母と息子の関係を描い…続きを読む

リタの夫のハンスは登山家でしたが、雪山アタック中に遭難し帰らぬ人となります。 10年後、夫の遺品が彼女の元に戻ってきます。 彼女にとって10年前のまま、止まって凍り付いていた時間が…続きを読む

何も荒んだ心や手指の荒れだけがささくれではないです。 作者様はタグでおふざけですと仰っていますが、実に上手いです。 日本語に造詣が深い作者様ならではだと思いました。 オチも面白か…続きを読む

そして梅田はダンジョンとなった。 で、実際の梅田地下街なんですが日本一複雑とも言われており、それ故ダンジョンと呼ばれています。 慣れてないと大体迷います。 正に迷宮。 その迷宮…続きを読む

ミズキちゃんは遊びたかっただけ。
一緒にね。
でもね。
フフフ。

お金というのは無いととても困る物です。 全然無かったら生活できませんしね。 でも、有ったら有ったで色々とあるものです。 本作品はその“有る方”のお話です。 主人公の大学生の一人、…続きを読む

時代劇ですが、面白くてあっという間に引き込まれます。 私は途中で止まらなくなって、一気読みしてしまいました。 登場人物のキャラクターが本当に生き生きしています。 いわゆる時代劇に出…続きを読む

一見好青年に見えるサイコパスと、ぬいぐるみ作家の話です。
一話完結、すぐ読めます。
でも……
すごーく怖いので心してお読みください。

舞台は大手スーパー、ショッピングモールに入る大型旗艦店。 花形の青果部門に配属されたのに、瓜生菜々子（うりゅうななこ）はやる気がない。 何故なら自分が希望したダイニング用品部門では…続きを読む

中世日本史最大の謎といっても過言ではない本能寺の変。 起こったこと自体は単純で、明智光秀が謀反を起こしたということですが、その理由は今も謎が多いです。 その謎を作者様独自の解釈とね…続きを読む

既に沢山の方が熱いレビューを書いておられる本作品。 魅力ある作品であることは言うまでもない。 ならば何を書こうかと迷ったけれど、読了後思ったのは、なんて楽しい作品なんだ！ということ…続きを読む

あるペンキ屋さんの社長が自社の倉庫を綺麗にしようと思ったところから話しは始まります。 何故なら……どこに何があるかもわからず、そのせいで毎年決算時の棚卸しで約200万円もの在庫を廃…続きを読む

前作「ウチのクセモノ！」の第2弾。
あのクセモノ達が戻ってきた。
今回も斜め上を行く人達が登場し、お母様も健在。
今作も裏切らず、抱腹絶倒、是非！

作者様ご本人からペットに至るまで、クセモノが集っています。 どこかにきっとあなたのツボにハマる話があるはず。 ちなみに私は第1話目と第3話目でツッコミ＆大笑いしました。 そして最強…続きを読む

剣の道を進み、向かうところ敵なしの状態になっていた主人公。 傲慢かつ天狗になっていたところ、とある街での一人の女性との出会いが変化をもたらします。 主人公の心が変わっていく様が見事…続きを読む

数年前に亡くなった母親が首のない幽霊となって現れます。 困惑したヒロインは、霊が見えるクラスメイトの助けを借りて母の真意を探るのですが…… 本作品はホラーミステリーですので色々書く…続きを読む

こちらは作者KAZUDONA様が過酷な環境を乗り越え、本場イングランドでプロとしてプレーをしていた頃のお話です。 日本でのKAZUDONA少年の置かれた環境は決して生易しいものでは…続きを読む

大好きな地元、阪神間で頭の線が2、3本切れた殺し屋達が暴れまくります。 またローカルな名所、グルメ等も出てきて、地元民としてはつい場所が思い浮かんじゃいます。 登場人物はかなり個性…続きを読む

こちらは作者様が連載されている「邪祓師の腹痛さん」シリーズの最新版で、横溝正史ミステリ&ホラー大賞のために書かれた特別版でもあります。 卜部とかなめという男女のバディが怪異を解決し…続きを読む

生米からパンをつくる。 なんと斬新な。 確かにこれなら米を常備している家ならば、あと少し材料を買い足せばパンをつくることができる。 そして、ふわもちのミニ食パンが完成！ って、世の…続きを読む

もうね、色々とツッコミどころ満載なんですよ。 どこが「あとちょっと。」やねん！とか、 マミ（主人公のひとり）よ、これでどうやって大学に受かったのだ？本当に小学校に戻ってやり直せ！と…続きを読む

日本は自然災害の多い国です。 そして一度災害に見舞われると被災地は過酷な状況になる。 そんな過酷な状況下での、警察官と一市民の話です。 でも、ご心配なく。 内容は心温まるもので、胸…続きを読む

新潟と聞いて思い浮かべるもの。 魚沼産コシヒカリ、美味しい魚、日本酒、燕三条で作られている金属加工品、などなど。 新潟県のことをよく知らない者としてはこれぐらいしか思い浮かばないの…続きを読む

こちらはカクヨム作家さんに創作等について根掘り葉掘り聞いちゃう、インタビュー形式の作品です。 第2回に登場している月森乙さんがインタビューされた事で、こちらの作品と作者様を知りまし…続きを読む

猟奇的なシーンから始まる本作品は確かにホラー。 しかし耽美な筆致がホラーであることをしばし忘れさせます。 印象的に現れる“椿”、そして主人公と妖しげな女主人との背徳的な関係も相まっ…続きを読む

利休切腹の理由は今も謎であり様々な解釈がある。 故に本作品のような話もあったやも知れぬ。 当時、茶室という密室は密談にうってつけだったろう。 利休は茶人であるがただの茶人ではない…続きを読む

くっだらねぇ！（笑）
しかもジャンルがホラーって。
ま、確かにホラーだけどもさ（笑）

遺伝子ベンチャーという会社が舞台ですが、それだけでもう何かあるという予感がします。 そして主人公は同性専門の恋愛詐欺師で（この設定もすごい）、自分の心に忠実で、仕事？に対してもスト…続きを読む

どんな人でも自分の居場所を作るのにそれなりの努力が必要だとは思う。 しかしこの作品に登場する才能ある若い二人にとって、それは過酷なことだった。 心のままに普通に暮らしたいだけなの…続きを読む

お題が「地獄の門の鍵」ですが、それだけでミステリアス。 その合鍵を作った主人公は依頼主と共に、とある遺跡へと旅立ちますが…… 結末は「えっ！」と思わせるもの。 お題ものなので短編…続きを読む

「猫店長の優しい本屋」の続編です。
落ち込んでいた主人公は思慮深き猫店長の言葉にハッとします。
物事をどうとらえるか、についての良いお話です。

種族も立場も違う二人の少女が出会ったきっかけは、呪い。 呪いに倒れる鬼の姫と、風呂焚きの人の少女。 この出会いから、二人の運命が動き出します。 作者様の独特の言い回しが、この物語…続きを読む

陽炎がゆらめくような暑い真夏の昼間なのに怪異が起こった時、まるで時が止まったような静寂と暑さが一気に引くような感覚に襲われました。 この場面、息を呑みました。 終戦後まもないという…続きを読む

ヒロインであるアバウトすぎる女のツッコミが面白すぎます。笑えます。 だからといってドタバタしてるだけじゃないんです。 ヒロインの気持ちも細かく追っていますし、仕事の描写も丁寧です。…続きを読む

こんな人放置しておいていいの？ って別に法的に悪いことしてなかったら捕えられないし。 専門家でもこういう人からは逃げるしかないと言っているので、そうするしかないのか。 ゾッとして悪…続きを読む

一瞬、人怖系のホラーか？と思うほど、主人公二人は壊れてるし、これでもかというほど胸くそ悪い展開が続くのに、読了後は何故かすがすがしい気分になる。 BLや暴力が苦手な場合は仕方がない…続きを読む

もう笑いが止まりません。私はツボにはまりました。 電車の中とか公共の場で読まないことをお勧めします。 作者様のセンスも抜群なんですが、周りの方のセンスも引けを取りません。 笑いに引…続きを読む

この姉妹に怖いものはあるのでしょうか？ 作品中で「とっても怖い」と言ってますが、脳内で「とっても楽しい」に自動変換されました。 でも実は・・・二人のキャラ、すっごい好きです。 も…続きを読む

任務を遂行するイレイサーの二人。 でも、二人組の一人には「あんたそれ、ええんかいなー」と、ツッコミたくなる場面もあって笑っちゃいます。 キレッキレの戦闘シーンは痛快でスカッとします…続きを読む

アールグレイの香り漂う、美しい猫が店長の不思議な本屋さん。
主人公だけでなく、読めばあなたもきっと癒やされます。
ぜひ、大人のファンタジーの世界に浸ってください。

この物語には過激な描写はありません。 ですがだからといって油断は禁物です。 人が壊れていく様、災厄の中心となっている少女のゾッとする微笑み等、容赦なく迫ってきます。 呪いと人間の闇…続きを読む

他の方も書かれている通り、この物語とにかく凄い。 人間のありとあらゆる汚い部分はどす黒く、反面、恋する女が光る様はなんと美しいことか。 両極端の情景が渦巻いて、容赦なく迫ってきて圧…続きを読む