とても短いのに、充分な読後感。どんでん返しと女心の複雑さがお好きな方におすすめしたくレビューしました。
リタの夫のハンスは登山家でしたが、雪山アタック中に遭難し帰らぬ人となります。10年後、夫の遺品が彼女の元に戻ってきます。彼女にとって10年前のまま、止まって凍り付いていた時間が遺品を見たとき、動き出すように感じたその瞬間……え?まあ時は動き出したんですけどね。リタが前向きなのがとても良かったです。詳しくは本作品をご覧下さい。