概要
目先の売上を追ってマンネリ化で迷宮に入ってしまったカクヨムに、今ここに解決の糸口となる真に有用なツールの活用が叫ばれた。
筆者によればそれらの活用が現在カクヨムが抱える根本的な問題への救世主と成り得ると言う。
これは創作に生き甲斐を見出した者たちに今直面している大きな問題と転換期に於ける警鐘、そして新たな提言を綴るものである。
そしてこのまま行くと手遅れになり兼ねない衝撃の未来。そして、だからこそ今の内にやるべき事と心の準備。
それはカクヨムという枠に収まらない創作そのものとの取り組みにも及ぶ警鐘と進歩的提言
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- ★★★ Excellent!!!ネット小説を取り巻く問題を認識できます
わたしの場合は
abemaTVでいい加減このテンプレ量産型なろうアニメは何だぁ? と不審に思って、こういうサイトを覗いたのですが。
「なんでなろう系が流行ってるんですか? 全然面白くないんですが」
これが小説自分で描こうという起爆剤で、abemaTVでなろうばかりでむかっ腹立って。人をなめてんのこんな欲望垂れ流しのテーマすらないもの流しておいて。って。
ザマァとか電子ドラッグかよおいおい。
で、少しこういうサイトを見てみて、プロの人が従来の描き方で匿名で描いて埋もれたなんて話も聞いた結果、
このエッセイと似たような答えに辿り着いたわけで。
選考してる編集者がいかに楽に選考す…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これからのラノベの未来に本気で向き合ったエッセイ
『こんなに面白い小説を書いたのに、まったく評価されない!!』
そんな思いを抱いている作家さんは、数多くいらっしゃると思います。
ざまぁ、美少女、チート、無双、婚約破棄、悪役令嬢——
内容が薄っぺらくて、三枚目を思わせるパロディ作品は評価されて、どうして自分が熱意を持って取り組んだ作品は評価されないのか、と。
勿論、読む側もそう思われている方が大勢いらっしゃることでしょう。
ランキングは信用出来ない、そう結論づける方もいるやもしれません。
このエッセイは、そうした現状をただ批判するだけのものではないのです。
そうした現状を踏まえて、今後どうしていくべきなのか。
それを、とことんまで追求し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!実装は比較的容易に可能でしょう(あるいは既に実装されているかも)
エール指数は良いアイデアだと思います。式も簡単ですし実装は難しくないと思います。私は計数は苦手なので上手く想像できないのですが、仮に実装されたとしても運営内部だけで参照される指標となりユーザーには公開されないのではないかと思います。
公開されたら当然のごとく対策され応援コメントにノイズが増えてしまうのが目に見えているからです。ノイズが増えるのは運営サイドは好まないでしょう。真に意味のあるやり取りがなされているかは指標からは読み取れないからです。
おそらく運営内部だけで参照できる管理指標は色々あるはずです。カクコンで星の少ない作品が中間選考を突破する事例があるそうですが、そういった作品はそ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!結果よりもまず、行動した事が素晴らしい。
現状への不満。それは誰でも抱えてるものだと思います。
けれどそれを改善しようと行動できる人って、少数派じゃないでしょうか。
こちらの作品は、カクヨムのみならず、Web小説全体の在り方に疑問を提示し、未来を案じ、改善して行こうと声を挙げたものです。
具体的な内容は本文を見て下さい。
同意しますか? 同意した所で、「じゃあ自分も行動しよう」と思えますか?
実際に行動を起こせますか?
大半の人は出来ないと思います。私も「確かに」と思いつつ、「では何をすれば?」と途方にくれるばかりです。
そんな中、この作者は行動しました。
それに敬意を表し、☆三つ付けさせていただきました。
誰かが何とかし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!自分の「いいね!」を信じていたいから。
この評論はこう読み替えることが出来るかもしれない。
〜昨今、適切な評価がされなくなった本当の理由とそんな世界の未来に向けて私達にできる事〜
営業、工作による☆稼ぎ、コピペパロディテンプレの氾濫、そして文章生成AIの台頭。
この評論は、その良し悪しを問うているのではなかった。
俺の、私の、必死に長い時間かけて熱意を込めて書いた作品が、大量生産された名作に埋もれることが問題だったのか?
いや、そうでもない。
問題は他者の「いいね!」が急速に当てにならなくなっていることだと感じられた。
今まで、みんなが「いいね!」と共有したものは、自信を持って「良し」と判断してきた…続きを読む