第17話 読み専さんのチカラを

     


前話より――――


『Webアップ作家が全て 総商業作家』


そうしたデジタル化への変遷の中で、ラノベ若しくは次世代のラノベ後継作品達が衰退では無く少しでも維持、成長、発展する為に、そしてそこへ脱皮してゆく過程で私達の作品にも陽の目が当たるようにして行くには……。


今までは比較的返礼の法則を元にした読み合いの効果を活用する話が多かったと思います。

そうした話の大本には、感想が今一つ貰えていないという方へ向けて書いて来ました。


しかし十分貰えてる人も居る。

そのためコメントでのやり取り、特に返信が大変と言う意見も有ります。ごもっともです。それも考慮し以前より下記も伝えて来ました。


①エモーショナルスタンプで応援出来る

②コメントへもスタンプでレス出来る

③コメント欄に返信が〈可能/困難〉等の状況表示

④コメント欄を非表示にも出来る


これを整えておきたいと既に記しています。

(④は実装済み)


ともあれこの様にしてでも評価だけは欲しいのがどの創作者も持ち得る正直な感想というものだと思います。


そこで(少しでも)救いとなるのが一方的にスタンプや書き込みをしてくれる『読み専』の方々に協力を願いたくなります。お返しの文化に染まっていない事もあり、返事についても比較的寛容かと思います。


ただし実は読み専の方々は良いと思っても♡も星も付けない方も多くおられます。そもそもログインせずに読む人さえも居る。


そうした方々だからこそ、読み専の方からの評価が重んじられ、ランキングにおいては星へのウェイトが大きくなると聞いたことが有ります。自主企画での読み合いでの星がランキングに反映されないのは周知の事かと思いますが、その逆もあると言う事なのです。



そこで、頂いたコメントからのアドバイスも引用させて貰い、以下の様なアイデアも表に出す事で皆さんにも考えて貰う切っ掛けと成れたら、と記してみました。


> Goodコメンテーター賞がない。

 (何かインセンティブが有るべき)

→良いコメントへと毎月表彰&報奨。


→他にもコメント数ランキングにして表示、月間MVP表彰など、そして累計での評価。


例)インセンティブとしてマイスター承認制度とか。

 100~でカッパーコメンテーター

 200~でシルバ一

 300~でゴールド

 400~でプラチナ

 500~でマイスター


と言った称号みたいな。で、各ランク毎に何らかのノベルティー付与。(結構良い物が貰える。例えばカドカワなら高額な読書カードとか)


そしてハンドルネームに『称号アイコン』がついて回る仕様にするとか。それにより読み合いだけでなく読み専さんにもメリットに。


そして是を冠することが読み専さんの矜持きょうじ、みたいな風潮を作る。

更に読み専さんこそランキングをする。コメントを残した数での。ランキングとなれば皆さん真剣味が増すかと。そして年間ランキング王者にはそれなりの報奨をするとか。


(※スタンプは、現在の♡タップの様に残念ながら実際に読んで無くても押してく人が居る。だからこれでのランキングや表彰は出来ない。とんでもないノイズスタンプだらけになってしまう)



今まではWeb小説サイトは読む方の文化に力を入れきれてなかった。

カクヨムコンはある程度効果はあるが、最近では最初から諦めている人も多い。今後はより一層、二極化が進み営業が苦手の人の脱落は顕著になるでしょう。勝ち組と負け組をより顕著にする事かと思います。


これまではそこそこ良作が満ちるまでは掲示作品を充実させないとPVの原動力(広告料ゲット)が得られなかったからお祭りも大きな効果が期待出来たかも知れません。


しかしこれからは違う。

 ≪ 作品を増やすこと ≠ ユーザ獲得 ≫

 ≪ 作品を増やすこと ≠ PV増 ≫

これに早く気付いて欲しい。


結局今は悪戯に作品ばかり増やした結果、登録の約半分は幽霊ユーザーらしい。


・面白い作品に『出逢いにくい』

・折角頑張って書いても『反応がない』

と、カクもヨムからも結局離れて行く訳で。




運営は多くの作品が読まれる為に、読み専さんへもインセンティブ付与、そしてモチベアップを真に考える時が来ていますね。






―――――――――――――――――――

その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。




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