第16話 共感出来る感性の読者とマッチング




改めて方向性を見失わぬよう再確認します。

何の為に今、これを読んでいるのか。

ラノベを救う為? いえ、皆さんにとっては結果としてそうなったらいいなと思う位だと。


実際には――――



◆目的:

作品を書いた事が『生き甲斐に出来た』と確認する


(前話では非加点ではあるものの、エモーショナルスタンプで手軽に想いを伝えられる案も加えたので普段はこれで作者、読者共、気軽に意志の確認が出来る)




◆手段・方法:

それには作品に感想をいただく。


(PVだけあっても皆、何とも思って貰えなければ虚しいだけ。星の獲得は共感を獲得した事と必ずしも直結しないのは前述の通り。スタンプとコメントを適時使い分けて反響を得る)




それらを出口の方法とするなら入口ではどうするか。

どの様に機会を得るのかについても考えてみます。




◆共感出来る感性の読者とマッチング:

人の感性は千差万別。友人と見た映画、お気に入りのTVドラマ。自分と隣人の意見が全く異なる事も多い。だから押し付ける事なく好みの作品と出会える様にする。


正にそのための<エール指数>だ。これを目安に探すと好評のものが一目瞭然です。その結果ランキング偏重が緩和される。


良作が更に評価され、それへの出逢いも増える。


そしてAIの活用。読者側として<エール指数>や<エモーショナルスタンプ>を施した作品のデータを運営が収集。そうした読者側の傾向からAIを活用し、好みを判断してオススメに上げてくる。


或いは現在の検索画面に併設してAI検索という画面を加える。

それらにより作品と読者とのマッチング性をアップする。


ランキング制と<エール指数>はコメント促進という点で相性が良いが、それではまた上位作に有利になってしまう。

例えばリストを1作品2行までにして千夕イトルくらい楽にスクロール出来ればやっても良いが、そうでもなければ埋もれた作品に陽の目が当たるよう、AIランダムにした方が浮かばれる作品もグンと増えるでしょう。


『AI導入やUI変更にまたしてもIT業者にコストがかかる。』

運営はそう眉をひそめるでしょう。

まあでもそれもせいぜいメンテ込みで月々10~20万アップといったところ。超大手がその位のコスト、大した事ないはず。


いや、むしろ今これを真剣にやっておかねば大変な事になる筈です。何故ならこの4~5年で紙媒体の書籍は2割強も減っているとか。たったその数年で、ですよ!


かの講談○は、もう2年も前に全紙媒体書籍を全デジタルが追い越したと発表していた。

つまり、今のやり方、ランキング人気作→紙書籍化→売上という流れは更に売上減少、デジタルで生き残る道をもっと真剣に考えねば運営にも未来がありません。


それにSDGsの時代、紙のために森林をドカドカ削る時代でもないはず。

だからデジタルでのマッチングを真剣に考え『ギフト』が作者に渡るようにしないとならない。


なぜなら紙媒体書籍の退化、それは即ち今迄の商業作家がほんの一握りに淘汰され、(辞退しない限り)



『Webアップ作家が全て 総商業作家』



という未来になるのだから。

そしてギフトを渡す際に広告を見せる等してコスト的には成るべくユーザー負担としない。


また、ユーザー側も出来れば前向きに考え、紙で書籍を買っていた頃の価格を考えれば今後の書籍代としては余程安く作品を読めるのだから、読者側にもギフトのコスト増や広告の長時間化等については一定の協力が必要になってくると思う。



WinーWinを考えねば誰も動かないのだから。









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(いずれ、皆さんでこうして行きましょうという提案を見逃さないようにして貰えたらという考えです)



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その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。














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