第15話 読者様の声―――やっぱりコレが!




コロナにかかって無計画・完全アドリブで書き始めて早、15話目になりました。


日々、熱いコメントや♡や星で激励頂き改めて御礼申し上げます。

そうした嬉しさと共にこのテーマに対する皆さんの並々ならぬ関心の高さを感じます。


実際、皆様のお陰で2024/1/4の時点で、創作論部門で、日間1位、週間4位となった事がそれを物語ります。


今後、何かしら少しでも成果を上げたいと、責任の様なものも感じております。

その意味では、今回は自分のためにやってる訳ではないので、他の拙作で遣るような文末での♡や星の要請は致しません。


逆に今後、皆で運営に声を上げる事で何かを動かせるなら、という意味で作品フォローだけはしておいて頂ければ、もし力を合わせて何かするにしても、その際通知出来るかなと思いますので可能な方はお願いします。



  ***



さて、ここ迄で、近況ノートを含め幾つもアイデアや本音をお寄せ頂いた中で特に切実にお伝え頂いたもの、それは『文を上手く書いて伝えるのは大変だから、スタンプの案を是非!!』と言う声だったかなと思います。


・上手い言葉が出て来ない時もある。

・言葉の齟齬で(或いは本当に)良く受けれない事も。


こうした『もどかしさ』や『事故』がエール指数を運用した場合には増えてしまう可能性がある。何か対策は無いのか。その意味でスタンプ案の実現は今後の作品への応援制度の成否に相当なカギとなるでしょう。

とは言え、問題点も有ります。


そこで今一度、エール指数の対象とする『手書きコメント』にこだわる理由を整理してみたいと思います。



◆手書きでないと発生しうる問題点

スタンプ一つで感想を伝えた事が加点カウントされたら……


①SNSフォロワーの多い作家の仕手行為により、星と全く同様に数値アップ出来てしまう。


②当該エピソードに対して読者が具体的にどう思ってくれたか、作者の知る機会を大幅に失う。



特に②です。想いの募った感想が増える事を最大のメリットとしているこのプランでは致命的な問題。


勿論①についても、良い作品に出逢える確率を大きく高めるはずの数値が役に立たなくなる。


つまりタップひとつで『加点』されるなら、この二大メリットは完全に無くなってしまう。ならどうするか。



そこで発想の転換。


スタンプ要望については、絶対に『加点』対象にして欲しいと言って来てる訳ではない。

『面白い』『感動した』『楽しい』『泣けた』『笑える』『切ない』など、カンタンに想いを伝えたいのに、今は『応援する♡』というボタンだけ。


ならば加点にはせず、応援するをタップした際に♡に『属性』を与えられる仕様にする。

つまり♡ボタンを押したらSNSの入力中のようにポップアップ画面が現れ、そこから上記のようなエモ―ショナルスタンプが多数選択出来る様にして複数の属性を♡に付随させられる様にする。


これでカンタンに想いは伝えられるし、エール指数の目的破綻を防げる。



普段はスタンプで気軽に想いを伝え、ここぞという時、大きな一歩を踏み出してでも伝えるべきを伝える。

だからこそ、その言葉に作者の心も震える。


むしろ手書きの賑やかしコメントやご挨拶レベルのコメント、ノイズコメント等も減って、よりエール指数も真実味を増す。

返信の急増にも悩みにくくなる。


こんな感じでいかがでしょうか。








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その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。



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