第18話 コンテストと闇とランキングと
今回はコンテストと闇。
と言う事で、それとこれからの皆さんの作品やWeb小説の在り方等を語ってみようかと思います。
先ずはカクヨムコン9から。
スコッパー賞と最熱狂賞なる物がある。
スコッパー賞は、読者選考期間中に複数以上の受賞作品に対して『文字ありレビュー』を投稿。
最熱狂賞は、中間選考を突破した作品の中で読者選考期間中に投稿された『文字ありレビュー』の投稿数が最も多い作品を表彰。
どちらも『選考されそうなもの』へ向けてとなれば、
・フォロワー数とか多い人
・人気作家とか人気出そうなタイトル
そうしたものを考えながらの駆け引きとなる。
日頃他者作へのレビューやコメントの多い私等はそんな物に執心する気は更々ないので冷ややかに見ている(と言うか見てない)が、本っ当~~~に、こんなのに関わってる暇はないしつまらない。
そう言うんじゃない。強者に引き寄せるのは埋もれる者を作るだけだとここでも言いたい。
そして読まれない作品がどれ程量産されているか知ってますか?
他のランキング創作論に数値化されてるものもあるのでそれを見ると悲惨な事になってます。
***
そもそもカクヨムコンにしても普段のランキングにしても星の数と完全相関では無い事は前に少し述べた。
つまりランキングのアルゴリズムはブラックボックスだ。これが問題なのです。
例えば。これを聴いて???と思う人は多いだろうが、解る人は教えて欲しいと思います。
先ずこの創作論。創作論カテゴリーで2024/1/4に日間1位となった。
そして更にその日に星を4名の方から計15ケ頂いた。
だが翌日ランキング25位からは消えた。
その間、PVは100/日を大きく超えて、寧ろ日々上昇していたにも関わらず。
さぞかし他の方が活躍されて居るのだろう。人気作はPV1000/日を超えるものもあると言うし……。
ところがだ。その日以降2日間ほど、『とある作品』が同カテゴリーで17位前後うろうろしていた。
何を隠そう拙作のAI論だった。かつて週間11位までは行ったが現在では100位にも入らぬものが、だ。
その時、1月4日に4PVのみ、前後はずっとゼロ。その翌日あたりに文字つきレビューが1つ。是だけだ。
そんな作品が日間17位で、星15+翌日にも星もフォローも増えてその間に数百PVもある当作品が圏外。
一体どんなランキングアルゴリズムなのか?!
レビュー付きコメント1つが数百ポイント位付くのでなければ説明付かない。
ところがだ。これも違うのです!!
ある方の作品が創作論カテで日間18位。
1月3日に初アップ1月9日(6日間)の朝の時点で累計PV68/星3(1人)/応援コメ2/フォロワ―10/文字付きレビュー0
たった是だけでトップ20圏内にランクイン。
つまり文字付きレビューのウエイトの問題では無いのは明らか。応援コメも前日のものは1つ。フォロワ―が急増した様子もない。
コンテスト期間中は運営に批判的な内容のものは恣意的にランキングを下げられる話を聞いたこともある。
……まあ穿った見方をすれば、ですが。
別のとある方などは近況ノ―トで嘆いてました。ランクイン作品が表示から消えるため、ジャンルを選び直してリセットすると表示され、直ぐまた消えてしまうと。
こんな訳の分からないランキングに意味は有るのか?
別に自分のランクはどうでも良いのですが、こんな物で評価され、良作が埋もれる事に異を唱えたいと思うから。
なにせWeb小説という本屋さんは広い店内をどの作品に対しても平等にじっくり見て回れる物でなく、ランキングと言う僅かな覗き穴から限られた背表紙しか見れないのに近しい仕様のものなのですから。
で、更にはこうしたコンテスト期間中に公式レビュワーがオススメする数作品中にコンテスト参加作まである。こんな不公平……。出来レース?!
真剣に参加されてる方にとって遣る瀬無い事でしょう。
だからこんなものに踊らされたくないし最初から興味もなく、この様な創作論を書いているのは全うな作品に普通に目の行く文化を目指している理由もお分かり頂けるのでは、と思うからなのです。
(但し、お祭りとしてコンテストに楽しく参加する事に異を唱えるものではありませんので誤解なく)
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(いずれ、皆さんでこうして行きましょうという提案を見逃さないようにして貰えたらという考えです)
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その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。
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